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諦める。おしまいにする。

何かを やめずに続けること、諦めないこと というのは、普通、良いこと、美しいこととして扱われます。

でも、相談室でお受けするお話では、諦めてしまいそうな心を支え鼓舞する・・・みたいなお話より、諦めてしまっていいものか、という葛藤や、実はもうやめたいと思ってしまっているがそれでいいという許可が欲しいという本音を伺うことのほうが、ずっと多いです。

諦める、やめる。これは難しいですね。

諦めずに続けることで自分は鍛えられ力をつけるし、成長できるに違いない、と思うし、やめないことで、いつか手にできるものがあるはずだと考えますから。

あと単に、習慣にしてきたことは続ける方が楽だったりする。

だけど、自分の外側に意識を向けて続けて来たことや、ほんとはもう「違う」と気づいてしまっていることについては、気合を入れて「それをやめる」「潔く諦める」ことをしたほうが、そのあと、すごくいい流れに乗れる・・・ということが、結構あります。断然、あります。

「それに代わるもの」が見つかっていないと、恐ろしくてやめられない、というのは分かるのですが、
進んだ先に何か欲しいものがあるのか無いのか、そこをどう思っているのか・・・に対して答えられないときは、きっと「無い」のです。

無いなら、惰性で、あるいは意地になって、進んでいくことはないと思います。

止まった方がいいです。

今年と来年の境目の今、ちょっとの勇気が欲しくて来られる方には( ご本人 無自覚であっても・・・)、私は、「諦めましょうか・・・」「やめてしまうのも手ですよね」とお話ししています、希望の光が目に入る方向を さりげなく指さすこととセットで星

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