「イヤだ。絶対やらない!」
「そんなこと言うママなんて大嫌いだーー!!」
「おやじさあ、何なんだよそれ。勝手なこと言ってんじゃねえよ!!」
…って、子どもの頃に親に対して怒ったり悪態ついたり反抗したり…そういうことが十分に出来た人はよいのです。
それは、親に怒りなんて向けたら最後、自分はますます愛されなくなってしまう…と思えるような家だった、とにかく親が凄く恐ろしかった、という場合です。
無力な子どもは、イヤでもなんでもそこに居るしかありません、そもそも、逃れて行かれる別の場所があるなんて思いつきませんから、親から嫌われるわけにはいかない。
だから必死で愛されようとします。命かかってますから。
どう考えても理不尽なことで怒られてる気がする…
でも怒るわけにはいかない…
どうしたらいいんだろう…
そういうとき、子どもはどう考えるでしょう…
「自分が悪いんだ」ということにします。
「親が悪いんじゃない、僕が/わたしが 悪いんだ」
でもこの、親から怒られたり、嫌われてしまうと感じた時に、「自分が悪いんだ」と解釈してしまうクセを身につけてしまうと、大人になっても同じパターンを繰り返すことになります、必ずです。
誰かに対して怒りを感じそうになると、反射的に、自動的に、「私が悪いんだ」「自分はダメな人間だ」と考えて、それを相手に伝えてしまったり、そのように卑屈な態度で振る舞ってしまったりするわけです。
そういうパターンに心当たりのある人はいませんか?
もし自分にはそういうところがある、と思うなら、今度誰かに(ほんとは怒りたいのに「私が悪いんです」ってことにして)申し訳なく思ったり、罪悪感を感じたり、そういうことがあってモヤモヤしたら、
ほんとは怒りたいよね、怒りを感じて当然だよね、って、自分の心に声かけてあげてください。
そして、本当は誰に、何に、怒っているのか、自分の心を探ってみてください。
正直に、優しく、自分の心と対話ができるようになると、現実は、人生は、大きく変わり始めます🍀
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