「なぜか嫌われている」わけ

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「何も悪いことはしてないと思うのに、なぜか自分を嫌う人がいる、職場で大人げない嫌がらせや無視をされている･･･

これって辛いですが、あなたのせいじゃないですよ、と言いたいです。

おそらくその人には、今なお痛む傷つきとか弱点があるんだけど、ちゃんと向き合うことをしてこなかった。見ないようにしてきた。だからそのことに気づいていない。

だけど、あなたを見たりあなたと話したりすると、その “痛いところ” が刺激されてしまう･･･。

たとえば･･･

その人は小さい頃から厳しく躾けられていて、すごく礼儀やマナーに拘りがある。きちんとしてはいるんだけど人付き合いが苦手。

だけど、あなたは大雑把で寛大、自然体でいろんな人と仲良くしている･･･

とか、

その人はご両親から「優秀であれ」「強くあれ。人を頼るな」といつも言われ、そうあることを自分に課してきた。たくさん我慢もしてきた。
なのにあなたは、必死に努力するというタイプではないし、分からないところは直ぐにわかる人に尋ねる。うまく頼る。で、結果、必要なことが出来ている･･･

とか･･･。

結構、劣等感を持っているんだけどそれを隠して無理して頑張ってる･･･という人が、そうじゃないのにやれちゃってる人に、嫉妬しているケースって多いです。

その人の心には、
「ふん！なにさ！××のくせに･･･」
「私は◯◯なのに、あなたは違う。ずるい･･･」
みたいな気持ちがあり、
本当は「こんな自分じゃダメだ」「私は私が嫌いだ」という思いがあるのだと思います。

ほんとは、”ダメな” 自分に怒っているんだけど、それは辛いからそうじゃないことにして、劣等感を刺激してくるあなた、”目障りな” あなたを、攻撃してしまう･･･

その人がもうちょっと強かったら、自分のことをちゃんと見て、気づいて、心の痛みを解決できるんだけど･･･
そうしたら、あなたに怒りを向けたり傷つけようとしてきたりする必要なんてなくなるんだけど･･･
「今はまだ、そういう段階にない」ということです。

いつか自分の心に向き合って解決していく日が来るか、一生来ないのか、それはその人のことなので、分かりません。

だから、どうぞあなたは、その人のことでは嫌な気持ちになることやお困りのこともありましょうが、なるほどそういうことなんだなぁとだけ思うようにして、
あなた自身が成長することや幸せであることに、注いでほしいと思います。