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「自己肯定感」の誤解

そうか、私のあれこれがうまくいかないのは「自己肯定感」が低いからなんだ!
自己肯定感を上げることさえ出来れば・・・!
と閃いた人から、どうしたら自己肯定感上げられますか?と相談されることがあります。

自己肯定感が高ければ、きっといろいろなことが容易になる。そのことに間違いはないのです。
でも「自己肯定感を上げたい」その理由が、”走っていくため”、”戦い続けるため” であるなら、そもそも「自己肯定感上げたい!」と躍起になっているようなら、それはうまくいかないはずです。

自己肯定感は、競争に使う「武器」ではないです。
走れなくなろうが戦いに負けようが「私はこれでいい」と安心して穏やかに感じられる状態の中で、保たれ育っていくもの。
走ってもいいけど走らなくてもいい、勝ったら嬉しいけど負けたって大丈夫。という感覚を掴む方へ、向かってほしいです。

エゴ、表面的な自我が喜ぶ自己肯定感は本物ではないです。
本物の自己肯定感は、いのちとセット。
ほんとに自己肯定感が高まるときというのは必ず、いのちが元気になって喜んでいるはずです。
喜んでいるのは「エゴ」なのか、「いのち」なのか、それを静かに感じ取る練習を、積んでいかれるといいと思います。

引っかかる、わからないよ、という方は遠慮なくセッションの中でお尋ねください。

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