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動物のいる暮らし、おしまい

2007年にコーギー犬が死に、昨年秋と先月とで、2匹の猫が死んで・・・
我が家の家族だった動物たちが みな旅立って、私にとっての、24年間の「動物の居る暮らし」はお終いになりました。

先月からぼちぼちと、ストックしていたエサ(老猫の食が細ってからは、あれこれと高級なエサを買ってきたりしていたのですが、大量に残ってしまいました・・・)、トイレ砂やベッド、ケージやキャリーバッグ、給水機や食器、オモチャなど、猫グッズの数々を、妹に貰ってもらったりメルカリで売ったりしてきましたが、
きょう、残っていた全ての猫用品を、私が住む市で捨て猫の保護・譲渡活動をしている方に寄付をしてきました。

いまネットやテレビで、動物の多頭飼いの問題を見かけますが、私が見つけたその方の運営している団体は、とても努力をして愛情深く、たくさんの猫さんを保護し、避妊手術や病気の治療をし、譲渡会を開いて新しい家族へ渡す活動をされているようでしたので、応援したいと思い連絡を取ってみました。
お会いしたその主催者の女性は、聖母っぽいエネルギーの、とてもチャーミングな方でした。ボランティアに勤しむ人のエネルギーって、(悪い意味ではありませんが)もっと大雑把で男性的であることが多いのですが・・・。
こんな物もお役に立つでしょうか?ご不要?と訊くと、「とても助かります」と言ってみーーんな引き取ってくださったので、今日をもって我が家には、犬猫の物は「していた首輪と遺影とお骨×3匹分」 以外、一切なくなりました。
さっき、改めて家の中の清掃と整頓をしたのですが、「ああ、ほんとにこれで、動物の居る暮らしは終わった・・・」という実感がやってきました。寂しさと安堵感。

子どもたちが大人になって家を出るまでの間、ずーーっと犬・猫が居た我が家ですが、ほんとうに楽しかったなぁとしみじみ思います。
物言わぬ愛しい存在が居てくれたことで、私たち家族はどれほど癒され、楽しさや感動を味わい、成長することができたか・・・。
ほんとに感謝しかないです。幸せな時間でした。

そんなわけで、ここでひとつ、はっきりと節目を作るために、明日から人里を離れたところでぼんやりしてこようと思います。
休息と解放とチャージのために、1週間のお休みをいただきます。
ご不便をおかけしてしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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