BLOG

傷のカタチ

ある出来事で、ある人のある言葉で、自分は傷ついた、ということがありますが、それは正確には違います。
傷ついた、痛い、と感じたその場所には、もともと、傷がついているものです。
癒されていない古い傷が、その出来事、その言葉によって、ぶり返して疼いている、痛んでいる、というのが正しいです。

あなたが最近、何かに傷ついたとしたら、その傷をじっくりと、優しい気持ちで、見てみてください。
それは、どんな形をしていますか?
それは、昔々どんな場面で、誰に、どうやって、傷つけられたものですか?
・・・思い出せますか?

古傷に触ったって意味はない、とか、痛みが増すだけだ、とか、そう言う人は、分かっていないか、とぼけているか、でしょう。
よく探れば、元々ついていた傷といま痛んでいる新しい傷は、繋がっています。根が同じです。
そのことに気づいて身に沁みた人は、適切な手当ができて、うんと元気になっていきます。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP