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幸せの脳内物質・セロトニン

セロトニン、という脳内で働く神経伝達物質があります。
ストレスに関係するホルモンとして知られている3つのホルモンのうちのひとつです。
ひとつはノルアドレナリン(緊張や不安、集中、積極性、攻撃性をもたらし、ストレスに打ち勝とうとする時に働きます)、もうひとつはドーパミン(喜びや快楽、意欲をもたらします)ですが、セロトニンは、それらが過剰になって暴走しないように調節しています。感情や気分を安定させる働きのある物質なので、”しあわせホルモン” などとも呼ばれますね。
これが不足すると、気分の浮き沈みが激しくなったり、なんとなく体のあちこちが痛んで不調だと感じるようになったりします。「うつ」の人はセロトニンの働きが不活発と言われています。

今朝、久しぶりに友人から「いよいよ寒くなってきたね。猫とかモフってセロトニン増やしたいよね」というメッセージが来てクスッとしてしまったのですが、この「モフってセロトニン」は正しいんですね。
お世話になっていた獣医さんから「犬や猫を撫でくり回して触れ合うと、セロトニンとかオキシトシンとかプロラクチンとか、気持ちが穏やかになるタイプのホルモンが体内に放出されるんだよ」と教えてもらったことがありました。

犬も猫も飼ってない、撫でられない、という方ももちろん大丈夫。
セロトニンを増やすのによいことって、いろいろあります。

まず、日光に当たること。
特に朝日がいいですね。両手を広げ、胸を開いて、日の光をたっぷり浴び、吸い込みましょう。

あと、リズミカルな反復運動をすること。
両足・両手を交互に出してテクテク歩く、とか。ご飯をしっかり咀嚼する、意識的に深い呼吸を繰り返す、とか。

それから、誰か 触ってもOKな人、安心できる人に触れること。
誰もいないよ、という方は自分の腕を優しくさすったり胸を繰り返し撫で下ろしたり・・・という動作をたくさんしてみてください。

そして、人のために何かお役に立つこと、
喜ばれることをする、という行為や、小説や映画など芸術に触れて心を動かす、ということも、すごくいいんんです。これは素敵なことですね。

いろいろと、あなたに合うものを試して、和み、自分を癒し、元気でいましょう☆

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