＊対面セッション休止のお知らせ＊
来る東京オリンピックの開催期間を含む下記の期間、銀座での対面セッションは、原則お休みすることといたします。
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【対面セッション休止期間： ７月２１日（水）～８月１５日（日）】

週末、娘夫婦が来て食事会をしました。
私以外は皆、ワクチン接種済なのですが、その安心感からか なんとなく晴れやかな雰囲気で、大いに食べて飲み、楽しく語らいました。

娘の旦那さん・Ｔくんには、会う度に「なんて寛大で温かい人なんだろう」「その明るさ、愛らしさは、どう育まれたものなんだろう」と思い、感心します。
娘は、Ｔくんの実家を訪ね、一泊してきたときは、緊張してほぼ眠れなかった…と言っていましたが、その話を改めてしつつ、「それに引きかえＴくんたら、ウチに来るのは２度目なのに、もうその馴染み方、そのリラックスっぷり…。それって何なんだろう？ どうしてそんなふうに振る舞えるんだろう？笑」という話になりました。
しっかり躾けられていてとても礼儀正しい、だけどそんなふうに楽しそうに寛げる、というのは謎だよね、と。

娘は、サバサバとはしていますが、すごく細かなことによく気づき、気を回し、先んじて動き…というタイプです。
そんな娘はＴくんから「いつもそんなふうに考えて行動するの、疲れへん？」と言われるのだそうです。
「疲れへん？」と言われても、予想したり対策を用意したり…が当たり前なので、「そう言われても…」と困ってしまう、と。
わかります、私も同じなので。

娘が、「でも、こんなことしたらアホだと思われる（それは回避したい）、こう思わせたら申し訳ないなぁって、思っちゃうものなんだよ。そう思わないの？」と言うとＴくんは、
「う～ん、僕は自分の言動でアホだと呆れられても、嫌われちゃっても、それはしゃあないなぁと思うだけだからなぁ…」
「自分でいいと思うように言ったり行動したりしてるわけなんだから、それ以上は、しゃあないやん」
と笑ってました。

いいなぁ、そんなふうで。
いいなぁ、「しゃあないなぁ」でお終いにできるの。

わかっちゃいるんだけど…ということなんですよね。
高い共感性を持ちながら他人の思いに振り回されずに在る…というのは、娘や私にとっては難しい。

しかしＴくんの言う通り、娘や私は、慎重すぎる考察や妄想で、確かに “勝手に”　”ムダに” 疲れてしまうわけなので、この「しゃあないなぁ」（それで終わりにする、拘らない、引きずらない）は、見習いたいです。

「そっか…、私は私でいればいいんだよね、そうだよね」
Ｔくんを見ていると、そんなふうに思えて安心するのでした。
「安心している人」というのは、いいなぁと思います。