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「気づいている私」をまずは褒める

*対面セッション休止のお知らせ*
東京オリンピックの開催期間を含む下記の期間、銀座での対面セッションは、原則お休みすることといたします。
その間はオンライン・セッションもしくはメール相談をご利用くださいますようお願いいたします。
ご不便をおかけしますが宜しくお願いいたします。
【対面セッション休止期間: 7月21日(水)~8月15日(日)

自分は「極度の恥ずかしがり屋です」、「神経症者だと思います」、「愛情飢餓を抱えています」、「発達障害なんだと思います」、「依存心の強い人間です」、「うつ病の病前性格ではないでしょうか」・・・
そんなふうに、ご自分のことについてお勉強して分析して、でもどうすることもできなくて・・・、と言って相談してくださる方がいらっしゃいます。

ご本人は、ダメだダメだとご自分を責めたり、希望を失って辛くなってしまっていたりするのですが、私はいつも、そういうことに気づいて問題にしていることは凄いことなんだと思い、そのようにお話しします。
自分にダメ出しするのではなく、まずは十分に褒めてあげましょうよ、と。

気づいただけ・・・とおっしゃいますが、”だけ” なんかじゃないです。
気づくまでには無意識かもしれませんが、相当努力されているはずなんです。
いやだな、困ったな、なんとかしなくちゃ・・・そう思って、いろいろ調べたり勉強したり良いと言われるワークに独り取り組んでみたりしてきたんだと思うんです。

世の中を見ていると、「ちょっと問題ではないかなぁ、ご本人は何も感じていなさそうだけど…。間違った思い込みをしていたり全く頓着してなかったり…、関わる人も大変だろうなぁ…」、そんなふうに思える人、たくさんいるではないですか。

だから、もう一度言いますが、自分の問題に気づいた自分を、まずは褒める。そしてそこからあれやこれや探っていく。
それでいい。それって尊い。そう思って私は思って応援しています。

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