BLOG

たとえば「これ、おいしい!」

*「対面セッション休止」延長のお知らせ*
7月21日(水)より 銀座での対面セッションを休止しておりますが、新型コロナ感染症の流行状況を考慮し、引き続き「対面セッションは休止」とさせていただきます。
当面はオンライン・セッションもしくはメール相談をご利用ください。
再開を決めました際にはまたお知らせいたします。ご不便をおかけしますが宜しくお願いいたします。
ご質問等ございましたら、お気軽にメールにてご連絡ください。

「あなたの好きな○○って何ですか?」と尋ねたことに対して、さっと答えられない人がいます。
こんな答えでいいんだろうか(答えとして相応しい?正しい?)と思ってしまうのか、あるいは、自分が好きなものが何なのか、考えてみたことがなくて、ほんとに分からないのか…。

好きなものがどうとか、そういうことを考える余裕がなかった、とか、自分の「好き」を封印し続けてきた、だから本当によく分からない、という人には是非、無視し続けて来てしまった自分の欲求について、今からでいいのでしっかり感じ取れるように訓練してみてほしいと思います。

たとえば、力の無い親、力の使い方を間違っている親の「世話」(別に看護、介護ということでなくても、精神的に…)をしながら大人になってしまった人は、自分の欲求は後回しにして、犠牲になってまで「仕える」癖をつけてしまっていることでしょう。
そうすると、私の好きな○○は…なんて、考えるだけ無駄なので考えることを止めてしまい、その「仕え癖」で生きていくことになります。「私の人生は他人に仕え、喜ばれること」。
そのことそのものは悪いことではないですが、そういう人はとかく、「問題のある人」にばかり惹かれ、振り回され、その人に尽くして人生が終わる…ということになります。ほんとに、それだけの人を、私は何人も見てきました。

自分の好きなものを大切にして来なかった…という人。
これからは、自分の好きなもの、好きなことを、まずは大切にする、と決めてほしいと思います。
たとえば、「これ、おいしい!」「私はこのクッションの色と感触が好き」「疲れた時はこの音楽」…、そんなふうに、ひとつひとつ、たくさんの「好き」を発見して、そして大事にしてください。

これで結構、暮らしが、人生が、色づいて力を持って、変化し始めます。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP