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“自分の服” に着替える

郷家さん、昨日はありがとうございました。思いがけず、楽しくて希望を持つことのできるカウンセリングになりました。
昨日、特に心に残ったのは、郷家さんがおっしゃった「自分の服に着替える」ということと「更新し続ける」ということです。
とても新鮮でした。そういえば自分は「何十年も前に親に買ってもらった服」を着続けているんだと思い、自分の考えも、柔軟に更新し続けたいと思いました。
今日はなんだかいつもの景色が違って見えます。「希望」を持てたせいだと思います。
ありがとうございました。また暫く後に話を聞いてください。よろしくお願いいたします。

zoomでセッションしたお客様、Sさん(30代女性)からのおたよりを、許可を頂きご紹介しました。

「親が着せてくれた服」・・・これは体が大きくなってもどういうわけか よく伸びて、いつまでも着ていられます。
慣れというのはすごくて、自分には合っていないとか、今の時代にはいささか古すぎるとかいうことは、意識して見てみないと、気づくことが出来ません。

西洋占星術では「サターン・リターン(土星回帰)」ということを言います。これは土星が約29年でホロスコープを一周して、生まれた時の位置に戻って来る、その影響として「それまで見ないようにしてきたことが露わになる」「人によっては退路を断たれるような試練を経験する」というようなことが起きます。ネガティブに捉えるとこれは「厄年」的な言い方もできますが、「生きながらにして生まれ変わるチャンス」とも言えます。29歳前後、58歳前後で、このサターン・リターンのときが来るわけです。
アストロロジーの世界の話でなくとも、人は30歳くらいで人生の見直しをする、とか、親から借りたものは返して大人になる、ということは、感覚として分かるかと思います。
実際、私のお客様も、アラウンド30歳の方たち、アラウンド還暦の方たちが特に、サターン・リターンの時期なのだな…ということを思わせるものをご相談事として持ってこられますので、私などは自然なものとして捉えています。

ご自分の人生が、努力の割に報われない、いつまでも人生が始まらない、イヤな事は分かるけど好きなことは分からない…というような方は、自分が着ている服が「親から着せられた服」ではないか、自分の持ち物、人生を捉えるときの考え方が「親から借りたもの」に依っていないか…と、一度しっかり考えてみるとよいかもしれません。

自分が好きなように納得の人生を歩むことが、誰か(親)を喜ばせる(悲しませない)ことになるのは幸せなことでしょうが、
誰か(親)を喜ばせる(悲しませない)ために生きていってしまう…というのは違いますよね。

アラサー、アラ還の方も、そうでない方も、ご自分の人生はご自分の服に着替えて…☆、と思います。

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