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娘の誕生日、家族が揃う

九州に住む息子が、月曜日の最終便で来て、昨日まで滞在していました。直前にPCR検査を受けて来てくれました。

現在妊娠8か月目の娘は、医師から安静にと言われている(「自宅で安静にして居られないなら入院ね」とも言われている)のですが、32歳の誕生日を迎える週でもあったので、
息子は、お姉ちゃんの誕生日祝いをしよう、来年からはアメリカだし、今年はまだ赤ちゃんがお腹の中にいるから静かでのんびりできるよね、と言って、遅いお正月休暇を取って来てくれていたのです。
それで、隣の市に住んでいる娘夫婦を招いて、家族で楽しいひとときを過ごしました。娘たちも泊っていったのでゆったりできました。

息子が一緒にキッチンに立ってくれたので、久しぶりに豊富なメニューの料理を用意することができたのですが、並んだ料理を皆で楽しんだことも幸せなら、息子と手分けして協力して調理した時間そのものも幸せでした。
社会人になるまでは、ほんとに だらしなーーい、アニメとゲームばかりの息子でしたが、一人暮らしのなかで学んできたに違いないあれこれがたくさんあることが、よく分かるのでした。もともと舌の確かな子ではありましたが、手際よく調理できるようになっていたし、並行して片付けていくし…。軽く驚きました。

すっとスムースに自立していったわけではない息子でしたが、この夏30歳。
長らく紆余曲折の多すぎる道を来ましたが、彼なりにしっかり歩き続けていて、今は楽しんでいる…。そのことがよく分かってほんとによかったです。

そして今回、留学中の大学を一年休んで、娘の妊娠出産育児をサポートする!と決めて、毎日よくやってくれている婿殿が、娘をどんどん穏やかで優しい人にしてくれているのがよく分かりました。
婿殿は上品で穏やか、楽しくて優しいのですが、それって、放射、拡散、伝播させる力が相当「強い」ものなのだな…、婿殿、あんなふわっとした佇まいで、最強なんだな…と。

赤ちゃん、4月に無事に生まれてくるといいです。

というわけで、息子の思いつきと行動のおかげで、思いがけず家族が揃い、立春を迎えてすぐに新しい年を祝う席を持つことになり、家族それぞれのこれまでの振り返りや今後の展望を聞く機会にもなり…、良い時間を過ごすことができました。

昨日の午後、雪のちらつく中、息子を自宅最寄り駅まで車で送りました。
いつもは少し寂しくなって見送る後ろ姿ですが、今回は逞しく見えたせいか、寂しさはありませんでした。
息子が改札口を通って見えなくなるまで「いってらっしゃい! 」「がんばれー!」と、ロータリーに停めた車の中から声を掛けるのはいつも通りでしたが、清々しい気持ちで見送りました。

キルフェボンのイチゴのタルト。美味しかった☆

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