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”見られてる” じゃなく “見てやる” という心意気で

友人何人かで zoomお茶会をしていたとき
「十分な光が顔に当たる場所でお化粧しないとね」みたいな話になったのですが、
「でも、鏡に映る顔のシミとかタルミとかがもう居たたまれないんだよね」などと言う友人に、住宅リフォームの仕事をしている友人が、そういえば仕事で…と、こんな話を聞かせてくれました。
リフォームが完成して引き渡したあと暫くして訪ねた時、洗面所の鏡の保護フィルムが貼られたままになっていたので、お客さん(70代女性)に
「このフィルムはわざと貼ってあるんですか? 貼られたままだと映りが悪いでしょう?」
と言ったら、そのお客さん、
「ああ、わざとよ、わざと貼ってるの。ちょっと曇ったようになってるのがちょうどいいの。あんまりハッキリ見えたら嫌になっちゃうじゃない?」
とおっしゃってお茶目に笑ったのだそう・・・。
この話には一同、笑いながらも「なんか分かる~…(^^;)」となりました。

柔らかいフィルターは掛けたいところではありますが、やっぱり鏡はちゃんと見なければね…という話でした。

それはそうと…
4月です。新しいコミュニティーに入っていく方も多いことでしょう。
この季節、ご自身を「人見知り」「緊張しぃ」とおっしゃる方のお悩みをお聴きすることがありますが、伺っていて感じるのは、皆さん「自分がどう見られるか」ばかりを気にしている、ということです。
第一印象が大事、早く友達を作りたい、自分がその場に相応しい人間として自然に居られるよう必死、うまい返しのできない不器用な自分はきっと疎まれる…、そんなふうに。

でも、自分がどう見られるか、どう思われるかばかりが気になっている人というのは大抵、相手のことをちゃんと見ることができていません。余裕が無くて見ていないのですが、それでは “始まりません” よね。

新しい所へ入っていくときは、「見られてる、どうしよう…(どきどき…)」じゃなく、「どーれ、どんなかな? 見てやろう(わくわく…)」の心意気でいきましょう。
できるだけ緩めて(マスクはしていても)口角上げて☆

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