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一人の人と深く付き合ってみる

人は怖いものだ、信じられない、と学習してきた人は、表面的には “普通に” 人づきあいをしていたとしても、一人の人と深く関わってみる、ということをしないです。
意識的かもしれないし無意識かもしれませんが、人を自分の心に近づけないし、たとえ好感を持ったり良い出会いだな、楽しいな、と思うような人が現れても、特に、繋ぎ止めておこうとしないので関係は深まらず、なんとなく縁が切れてしまったりします。

「縁が深い」なら(”運命の人” なら)努力しなくたって関係は続いて行くはず、と思っているなら、それは違うんじゃないかと思います。もちろん、切っても切れない因縁の相手…というのもいたりするものですが(苦笑)、やっぱり、人と人です、何もしなかったら「流れてしまう」「そこで終わってしまう」ということはあるし、「あのとき思い切って声を掛け、よい時間を過ごせてよかった。それで今があるんだなぁ…」と後になって思えることもあると思います。

先日の投稿「誰に『反応』するのか」でも書きましたが、「この人は大切にすべき人だ」「この人、好き」と思える人に出会えたら その人とは、怖がらず億劫がらず、ちゃんと繋がっているための努力をしてみてほしい、と思います。

ひとりの人と深く付き合ってみる、というのは、人生を豊かなものにしていく第一歩とも思います。
100人の知り合いより1人の友人。
その深い付き合いのなかに見出せるはずの人生の醍醐味みたいなもの、それを是非、味わってみてほしいと思います。

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