「もし結婚したいと思っている人がいるなら、一緒にハイキングや登山をしてみるといい」という言葉があります。
これは、人間、疲れると本性が出るものだから、そういう「疲れたときの相手」を見てみなさい、ということですね。
普段は優しいのに、疲れてきたら露骨に不機嫌になる、とか、道に迷って困った時にイラついて当たってくる、とか、そんな人っていると思います。
身体がキツくなったとき、心が不安になったとき、それを自分でコントロールできない…。
そんな人とはきっと、結婚しても幸せにやっていかれないでしょう、ということです。
山に登ったりしなくても、たとえばあなたに何かトラブルがあったりして、ピンチだどうしましょ、というとき、 そのお相手に相談するとします。「あ、今日はあの人お休みだからきっと話せる。よかった」と。
そういうときに、メールや電話が全然繋がらない、やっと繋がったら「寝てた…」と言う。相談しても、親身になってくれてる感じがしない。また後にしようと思って、時間を置いて電話してみたけれど、また繋がらない。ずいぶん経ってから「寝てた。疲れてるんだ…」と言う・・・。
私に事件が起きて、困って相談してるのに、寝てた、寝てたって、どういうこと? どんだけ寝てるの?
そういう人とは、結構な高確率で、幸せにやっていかれないと思います。
そういう人は、一緒になったとしても、二人の大事な話し合いにちゃんと応じてくれないことが多いし、向き合ってくれないし、途中で投げ出したりするし、無責任で思いやりが無い…。
そう言って間違いないでしょう。
身体が弱い、体力が無い…ということを悪く思いたくないのは分かりますが、そこは目を瞑れないところだと思いますね。
一時的に疲れることは誰にでもありますが、すぐに疲れてしまい、そうなると気持ちが切れちゃって話にならないとか、
こちらの思いがいつも受け取り拒否に遭って、気持ちが宙ぶらりんになって、とにかくいつも我慢させられて、あぁ大事にされないなぁ、寂しいなぁ……、そう思わされることが度々あるとか、
そういうことなら、結婚して幸せになろうと思っても難しいでしょう。
幸せになる力の弱い人をパートナーにして幸せになっていく、というのは難しいものだ、ということですね。
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