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ハイヤーセルフからのメッセージ、の話

ハイヤーセルフ。高次の自分自身です、守護霊とか指導霊とかいうものとは違います。
このハイヤーセルフは、私たちの “本体” “魂” です。おおもとと繋がっている部分ですね。
私たちはこの地球(や、その他の様々な場所)に生まれて来て活動して死んでいく…というのを幾つも繰り返しているわけですが、その全ての旅を見てきて、私のことなら何でも知っている…という存在です。

私が通った透視を学ぶスクールでは、「誰かを視るとき、まずはその人のハイヤーセルフに挨拶をすること」「守護霊とか低次元の存在たちとか、その存在の都合で何かを伝えて来るような “外部の” 存在の言うことに耳を傾けないこと」などをきつくきつく教わりました。未熟なうちは、見えない存在に心を開こうとすると、そういった低次元な存在が寄って来るものだからです。
そういうことに気を付けながら ひたすらに、自分のハイヤーセルフ、鑑定する相手のハイヤーセルフとだけ繋がるように、と指導されました。そういう意味では、同じ「スピリチュアルなセッション」を提供するといっても、私のセッションは、ミディアムの人たちやいわゆる霊能者さんのそれとは、趣旨の違うものです。

セッションのなかで、お客様によっては「ハイヤーセルフと仲良くね」「ハイヤーセルフと繋がる練習をしてみましょうか」といったことをお話しさせてもらうのですが、それを難しいとおっしゃる方は多くて、「私には感じ取れない」「私は自分のハイヤーセルフから見放されたのでは?」などと言われることがあります。

これは今日書きたかったことなのですが、
「ハイヤーセルフを感じられないからと言って、守られていない、などということはない」です。
あなたを守り応援しているハイヤーセルフは、あなたに伝えたいことは、あなたが受け取りやすい形のメッセージで、伝えてきます。
周りにいる誰かの言動、見たテレビや映画や読んだ書物にあった言葉など、それによって何かいいことを閃いた、とか、進む道に根拠なく自信を持てた、とか、なぜか心が晴れた、とか、そんなことがあったらそれはきっと、ハイヤーセルフからのメッセージです。

ハイヤーセルフからのメッセージなのか、その他の(好ましくない)霊的存在からの働きかけなのかを見分けるには?・・・については、そのメッセージが温かいか、希望を見出せたか、〈愛〉を感じられるかどうか・・・とお答えしています。
ハイヤーセルフにも当然 “個性” があるので、ときには厳しめの「警告」みたいなものも送ってこなくはないですが、私が視る限り、どなたのハイヤーさんも、大らかで愛に満ちていて、優しいです。

だから、「脅かしてくる」とか「罰を与えてくる」みたいなものは、ハイヤーセルフからのものではないと思っていいです。何らかの存在が自分の都合で、あなたを怖がらせたり、ある行動に仕向けようとしたり・・・ということだと思います。聞き入れてはいけません。あるいはあなたを怖がらせて身を守ろうとしている「エゴ」の言葉でしょう。

以前、ハイヤーセルフからのメッセージを受け取れるようになりたいという方で、こういうことをおっしゃる方がいました。
「亡くなった家族の命日のナンバーをつけた車をよく見かけます」
「これは、家族が側にいることをハイヤーセルフが知らせてくれているのでしょうか」

・・・・・・お分かりになるかと思うのですが、”命日の日付のナンバーのついた車” に囚われ、それはメッセージなのだ、と決めて、それを探しているような状態では、ハイヤーセルフからのメッセージを受け取ることはできないでしょう。何かを固く思い込んでいる状態だと、難しいわけです。

ハイヤーセルフはあなたを大らかに見守り、応援している、ということを心に留めつつ、心を楽に開いて、ハイヤーセルフからの伝言をキャッチする練習をする。それがお勧めです。
だんだんと上手になって、「問いかけて → 答えをもらう」が簡単になっていきます。

そうなると、生活・人生がスムーズにいきます。ハイヤーセルフとの二人三脚の状態です。

 

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