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小さな生き物たち

【臨時休業のお知らせ】
都合により、以下の期間お休みさせていただきます。よろしくお願いいたします。
お休み期間中も、お問合せ、ご予約申込みなどのメールへのお返事はいたしますので、どうぞご遠慮なくお送りください。
臨時休業期間:7月19日(金)~7月26日(金)

 

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先週は、息子夫婦が旅行で家を空けるので・・・と、飼っているハムスターとニジイロクワガタ(♂♀)を私に預けに来まして、5日間ほど面倒を見ました。

私がこれまでに飼ったことがあるのは、犬と、猫と、それから アゲハの幼虫(主人と息子が庭のミカンの木についている幼虫を、無事にチョウにしてやりたいと言って持ち込んだもの)、金魚・ドジョウ(子どもたちがお祭りや何かの催しでもらってきてしまったもの)、あとはカタツムリ・・・などですが、ハムスターもニジイロクワガタも未経験なので、預かるにあたっては、割と丁寧にレクチャーを受けました。

そして5日間、一人で面倒を見ていたわけですが・・・
「そんなに気にしなくていいからね」とは言ってもらっていたものの 初めは、息子とはいえ人から預かった大事なペット、生体です。何かあっちゃいけない、と、結構 緊張して様子を気にしていました。
在宅のときはちょくちょく様子を見に行き、出かけるときは、このところの暑さが心配で(我が家は陸屋根になっていて夏はすごく暑くなるのです)、彼らのためだけにエアコンをつけて出かけ、帰宅すると真っ先に無事を確認し・・・と。

3日目くらいには慣れて愛着も湧き、話しかけながら世話をし愛でている自分に気づいて苦笑しました。

「まーた寝床を引っくり返してぇ~」
「この木くずはここに盛っておきたいの? ああそう」
「ゼリー、ここに置いておくよ。その丸太を渡っておいでね」

ハムスター、クワガタ、それぞれ寿命は2~3年、1~2年とのこと。どうかすると100年生きてしまうニンゲンから見たら あっという間の一生ですから、一緒に過ごす時間が楽しくて愛おしいと、お別れは相当寂しいものでしょう。どうしても、たった〇年・・・って思ってしまう。

でも、彼らは「短いなぁ」「もう終わりかぁ」と嘆いたり怯えたりしません。生まれ持った仕様のままに全力で生きて清々しく帰って行くことでしょう。
ほんと、尊いなぁと思います。

家の外には、ほぼ毎日我が家の車の上で昼寝をする猫がいます。
うちでは「うたちゃん」と呼んでる猫ですが、たぶん近所のお宅でユルく飼っている猫で、たぶん そこに主たるねぐらを持ちながら、あちこちでエサをもらい、あちこちで可愛がられている猫なので、たぶんたくさんの名前を持っていると思います。”イッパイアッテナ” です。
毛ヅヤがいいし、まるっと太ってるし、なつっこいんですね。

暑いとき、寒いとき、空腹のとき、キケンなく眠りたいとき、どこでどうすればいいのか知っている うたちゃん、すごいなぁと思います。
好きなように上手に動いて何軒ものお家で可愛がられて、私たちニンゲンにはなかなか難しい “何も不安のないハッピーな毎日” を送っていて。

〈いま・ここ〉のみに居て 自分の命をただ生きている彼らからは、たくさんのことを学ばされます。
ほんとに可愛い。

 

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