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ほんとに自分の意思?

「自分のこと」は、自分で考えて自分で決めて、そして行動してる、当たり前です、って思っている人がほとんどだと思います。

でもじつは、そうじゃない、ってこと、多いです。
じつは世間の常識や 小さい頃に教わって身に着けたことや 周囲の人の意見や思惑 に従って決めたことを、自分自身の意思決定だと思い込んで動いている・・・。

そのことと自分自身の意思が、さほど違っていないか、違っていることに気づかない、ということもあって、そういうケースでは問題になりませんが、
うんと努力している、ほんとに頑張ってきた・・・のに「だんだん苦しくなってきた」「心が折れてしまいそう」「もう頑張れない」ということがあるなら、
その行動(頑張ってきたこと)が本当に自分の意思に基づいていることなのか、
純粋に自分自身の心の中で発生して湧いてきたものが動機になっているのか、
確認してみてほしいと思います。

傍から見て「大丈夫かな。頑張りすぎでは?」という状態でも、尽きない活力によってずっと元気にイキイキと何かを頑張っている人っていますが、
あれは、本当に自分がやりたいと思ったことをやっている、つまり、〈エネルギーの泉〉からエネルギーを じゃんじゃん汲み上げているから “ガス欠” を起こすこともないし、「苦労」も平気、たとえ「失敗」したとしても平気、後悔もなく、へこたれたり 塞ぎ込んだりすることもないんですよね。

他人軸で生きている人が、自分軸で生きている人の精力的な活動っぷりを見ると、心配しちゃうか、羨ましいか、テンネンだなと呆れるか、なんだか疎ましいか・・・そんなかんじでしょうが、「理解できない」「あんなふうには生きられない」ということかもしれません。

もう頑張れないなぁ、潰れそうだな、苦しいな・・・という真面目な頑張り屋さん、
自分は自分軸で生きているかな、ついつい他人軸で決断や行動をしてるってことはないかな、と自分に尋ねてみてください。
きっと、自分自身じゃない自分の外側の事情を、意思決定の材料にしているはずです。

気づかない人はそのままでいい、仕方ない。
でも、気づいてしまったら、変えていきましょう。変えられますから。

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