セッションの中で「捨て活」「断捨離」のお話になることがときどきあります。
皆さん、住まいから不要な物を除いてスッキリと整えたい、そうすることが おそらく、今の “停滞” を打破することに繋がるんだろうけれど なかなか・・・ということをおっしゃいます。
汚部屋でもなんでも、ご本人が気にならない、これで満足してます、というのなら何も問題ないのですけれど、捨ててスッキリしたい、と考える人は、物を捨てて住まいを整えることの効果を分かっているはずなので、ぜひ、実行したいものですよね。
物の溢れた家は本当に汚くてイヤになる、という方たちは、なぜ物を捨てられないんでしょう。
ひとつは、使っていないのに「もったいない」「いつか使うかも」と思ってしまうこと。
よく言われるように、その “いつか” は来ないし、”もったいない” と思う物って、おそらく使えていないか、存在を忘れていたりするはず。
あとは、「思い出、思い入れのある物だから手放し難い」ということでしょうか。これは、どうしても「物」として手元に置いて愛でていきたい、という物だけ残して、あとは画像に収めて保存、というのがよさそうですね。「蔵」がある人はそちらを利用すればいいですが、それにしても “厳選” することでしょうね。
とにかく、えいっと気合を入れて、まずは捨てることですね。整理整頓、とか、収納用品、とか言い出しちゃダメで。
「自分のスペースの管理」って、本当に大事なんです。
私の場合はそのことの重要性を、エネルギーを視る、動かす、ということを習った学校で教わったのですが、もうほんとに、それができてなかったら「望む人生の創造」なんて言えないんだな、と思い知りました。
家を見ればその人の頭の中がわかる、と言いますが本当にそうで、部屋にある物を「とりあえず」とか「あとで」とか言って「保留」にしてしまう人は、こころの動かし方、思考のパターンの方にも「とりあえず」「あとで」が多いはずなんですね。それでは何かと重く滞っていることでしょう。
年度の変わり目、別れと出会いの季節を前にした今は、いつかやろう・・・と思ってきた人も 断捨離作業に取り掛かりやすいかも。
進め方、コツなどについての情報を得るなどして、気合を入れてやってみていただきたいです。第1弾、第2弾・・・と機会を設けてでも気が済むまでやって、清々しいスペースを手に入れてみてください。
こころの方も、すごく軽く すごく明るくなって、暮らしや人生が、良い方へ動き出すはずです。

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