BLOG

「まるで興味があるみたいに」【お客様のおたより】

郷家さん、先日はありがとうございました。
生まれてはじめてのカウンセリングで、行くまではとても緊張して憂鬱にもなっていましたが、セッションの後半には、今まで向き合ってこなかったようなことまで口からぼろぼろ出てきてしまって自分でも驚きました。とても楽になり、行って本当に良かったです。
初めは、ただ話を聞いてくれる人であれば…と思ってカウンセラーを探して、それで申し込んだのですが、郷家さんが聞き取り上手で、こんな拙い私の話、私の人生の出来事なんかに、郷家さんがまるで興味があるみたいに聞いてくれていると感じたことが、自分としてはいつになく饒舌になってしまった理由だと思いました。しばらくお話しするうちに、私と私の中の私が、この人は安全で信頼していい人だと分かったのだと思います。
カウンセリングを受けてから今日で3日目ですが、ひとつずつ、少しずつ、自分の問題を見ていきたいという気持ちと意欲が膨らんでいるのを感じています。
また来月くらいに予約させていただきますので、よろしくお願いいたします。

Sさん(40代女性)からのおたよりを、許可をいただきご紹介しました。

Sさんの「まるで興味があるみたいに」の言葉に思ったのですが、私は “まるで興味があるみたいに” (=仕事だから、ほんとは興味を持てないのに興味があるような態度で)お聴きしているのではなくて、本当にいつも、どなたのどんなお話も、興味を持ってお聴きしているなぁと思います、振り返ると。

きほん、人のお話が好きですからプライベートでも 人の話を聞くときに適当に聞くことはないですが、カウンセラーとしてお会いした方のお話をお聴きするときは、その方のそのお話をもって自分は何を聞かされているのか、何に気づけるか、そして何を返せるか、伝えられるか…、そういうことを、すごく考えながら耳を傾けています。

お客様が、誰にも話したことがないようなご自分の大事なお話を、他人である自分にこれから打ち明けようとしてくださっている…そう感じたときなどは特に、この方を、このセッションの場を、どうぞ守ってくださいと「祈っている」ことに、いま気づきました。
祈るだなんて奇妙な感じがするかもしれませんが、つい、やっています。

一期一会だし、逃したらもう戻らない瞬間というのも、カウンセリングにはある、と思っているんですね。
そういうことに敏感で、タフで優しいサポーターでありたいです。
ご縁を感じてくださる方はぜひ、郷家のカウンセリングをご利用ください。きっと何かが動き出すと思います。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP