最後までやり抜けばいいというものでもない

「自分で決めて やり始めたことは、最後までやり抜くこと」
・・・子どもの頃、親や、学校の先生や、世の中の大人たちは、とかく そんなふうに言いました。
それで、それを素直に、そういうものなんだ、途中でやめるのは よくないことなんだ、無責任、根性なしというものなんだ・・・と思い込んで、
大人になった今でも、その考えで生きている人は少なくありません。

私も若い頃は、
やり出したことが辛くなってもう逃げてしまいたいと思った時や、始めたもののすぐに飽きてしまってやめてしまいたいと思った時、
それを自分に許そうとすると、ほんのり罪悪感を感じたり、不安がよぎって気持ちが陰ったりしたものです。
今だったらとっととお終いにして選び直すと思いますが・・・。

これをやってみたい、とか、これしかない、と思って選んだものが、自分に合わなかった、面白くなくなってしまった、忽ち気が済んでしまった、これ以上続けるのは辛い・・・
そんなことって、生きていたらあると思います。

もちろん、振り返ると そんなことばかりだよ、というなら、見直すべきパターンや根本的な問題がきっとあって、それに気づく必要、修正や育て直しをする必要があるんだろうと思いますが、
「違う、と わかってしまった」というときは、ぐずぐずせずにスパッと、やめてしまったらいいんですよね。
やめて、選び直し、やり直しをすればいい。
何度でも、です。
周りの人に、無責任だとか狡いとか弱すぎるとか誰だって我慢してるんだとか言われたって、気にしちゃだめです。知ったことではありません。

自分の人生です。
やらなくちゃいけないことは、ただひとつ。
自分に嘘をつかずに誠実に、自分の人生を幸せなものにしていくこと。

自分にとっての正しさ。自分にとっての良さ。
これは必ずわかります。
それを選んだ時、それをしている時、心が喜んで元気が湧いて来て、疲れ知らずに行けるはずだから。

その感覚・・・これは他の人にはわからない、自分だけの感覚です・・・を頼りに、どうぞ貴方にとって正しいと思う方へ、良いと思う方へ、進んでいってほしいと思います。