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スマホで安易に雑な言葉を送っている自分

今日から息子のサクが、東京へ来ています、私は会いませんが。
交際している彼女(中部地方在住)と二泊三日東京の旅。東京で落ち合い、都内と舞浜でデートするのだそうです。

息子たちは、年に数回しか会えませんが、スマホというもののある今の時代なので、声と文字のやりとりで補いながら、もう何年も遠距離恋愛を続けてるんですね。
のんびりしている二人なので出来るのかしら。私や娘は、自分だったらきっと無理だーと言ってます。

今朝、サクが長崎を発つ前の時間、LINEのやりとりをしました。
私はちょっと忙しくしているときで、事務連絡に応えたあと、つまらない芸能ネタへのコメントを送り合ったところで やりとりは終わったのですが、
後になって、ふと画面を見たら「△△だよねwww」とかいう、私からの しょうもない送信で途切れていて…
「う〜ん、もしサクの飛行機が墜ちたりして、これが今生最後のやりとりになってしまうとしたら・・・、『www』が最後だったなんて後悔するよなぁ・・・」と、思ってしまいました (・・;)

大切な人と思いがけない突然の別れをした人が、「もしあれが最後とわかっていたら・・・」と後悔を語るのに接することがありますね。
以前、震災で ご兄弟を亡くされた人が、「前日、ケンカをしたまま別れてしまった」「謝りのメールを入れようと思ったのに、『ま、いっか。またじきに会えるんだからその時に言えば…』と思って放置してしまった」「あれ以上の後悔はない」と言っているのをテレビで見て、ああそれは重い後悔だなぁと思いましたっけ。

大切な親しい人とは、その関係がずっと続いていく、と、なんとなく信じている、信じきっているから、心を込め損なった、雑な言葉を送ってしまったりしますし、
逆に、ちゃんと送ればいいのに、別にわざわざ言わなくても分かってくれるだろう、とか、あとでいいか、とか思って、気を使う相手にならば きちんと伝える言葉を、送らなかったりすることもあります。

今朝の息子とのやりとりの雑だったことに、はっとなりました。
これから飛行機に乗るという息子に、あれは無かったな、と反省。

いつも「これが最後になるかも」と思うわけではありませんが、自分の大切な人たちには出来るだけ常に、ほんとの自分の言葉を、ちょうどいいと思う分量、しっかり送ることを身につけたいものだと思いました。

あ、息子は無事に東京へ着いたようです。
すごく暑いですが気をつけて、うんと楽しんでほしいです🌻

 

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