親戚や知人や、それどころか よくわからない人の家をたらい回しにされて育ったFさん。
Fさんは
「自分の家があるのって、どんな感じなのかな・・・」
「優しいお父さんやお母さんが一緒にいてくれるのって、安心なんだろうな・・・」
そんなふうに思ったりしながらも、こんなことをやりたい、こういう人でありたい、という希望を、失わずに歩いてきた人です。
私はお会いする度に、Fさんの内的な世界とリアルな世界が、うまく繋がって拡大していきますように、と思ってきました。
今も、居ずまいが控えめ過ぎるためにご苦労の多いFさんなのですが、
昨日お会いしたときに、こんなことをおっしゃいました。
自分の今回の人生はなかなか特殊な始まりで、難しいことも多いから、スイスイ順調とは言えないです。
でも、強がりじゃなく、自分は不幸ではないなぁと最近思うんです。
不幸って、困難がたくさんあることじゃなくて、せっかくの試練を試練と分からず災いだと思って逃げ回って終わる人生じゃないかな・・・と思うようになったからです。
地球へやってきて、ゲームの始まりに置かれた場所や持たされた資源が惨めなものでも、
それをきっぱり受け入れて
「私は何を問われてるんだろう」
「さて、何をしていこうかな」
って思えた人の幸福って、確かなものです、揺らがない。
「自分の人生を生きる」と決めている人(・・・それは大概その人生の初期設定がハードなものになっていることが多いですが・・・)と会うと、自分は大丈夫か?寝ぼけてないか?と思って背筋が伸びます。
私も自分の人生を存分に生きねば☀️
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