小さい頃、自分のありのままで自然な部分、無邪気な子どもらしさを尊重されずに育ってしまった人というのは、見るとすぐに分かります。
過剰に礼儀正しかったり、やたらと気を遣ったたり、ムダに嘘をついたり、なんとなくビクビクしていたり・・・、とにかく「緊張」しています。
きっと、未熟さや弱点、欠点を、許容してくれない親に育てられて、何か落ち度がある度に嫌な目・痛い目に遭って、ものすごく懲りて、
「自分のダメなところは隠しておかないと危険!」「そんなところを出してしまったらきっと、攻撃される、罰を受ける、しまいには見捨てられる、排除される・・・」と学習してしまったんでしょう。
人は、気を遣う人にはなんとなく気を遣ってしまうし、心を開いていない人とは仲良くなれない。
このことは、本人もなんとなく解ってるんだけど、頭の中で「緊張しないようにしよう」「リラックス、リラックス」と唱えて心掛けても、うまくいくもんじゃありません。
そんな人にひとつお勧めしたいのは、「リラックスして生きてる人と付き合うこと」です。
リラックスして生きてる人というのはたぶん、自然で健康的で温かい人間関係のある家庭に育った人です。
渡る世間に鬼なんていない、失敗したってなんとかなる、心を開いてありのままの自分を差し出せば、きっと願ったものはやってくる・・・、そういうことを、(全く考えたこともないけど)信じている人です。
そういうリラックスした人と付き合っていると、そのリラックスっぷりに初めは面喰ったり違和感感じたりすることもあるでしょうが(だって気を遣ってくれないし、礼儀わきまえてないかもしれないし、大雑把でテキトーかもしれないし・・・)、
でも、ふとしたときに、「あれ? 自分もこんなふうにしていいのかな?」と思うときが来るし、「こんなふうにリラックスしてても、誰も攻撃して来ない、大丈夫なんだ」と実感できるときが来ると思います。
ちゃんとしているため、失敗しないようにするため、弱点を隠しておくため・・・そんなことのためにエネルギーを使って生きることはないんだ、
なーーんだ、そうだったのかぁ・・・
人間はみんな不完全で、不完全なことを受け入れ合って、そして幸せに笑っているものなんだな・・・
そんな気づきが起こったら素敵じゃないですか☆
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