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「私は〇〇してるのに・・・」と怒る

自分は(ほんとはやりたくないことを)毎日一生懸命やっている。ものすごく頑張ってる。
なのに、それにひきかえ、あの人ときたら・・・

そう言って怒る人がいます。
「ズルいじゃないか・・・!」という気持ちが透けています。

そんなふうに思うのも無理ないなぁ・・・、ごもっとも・・・、同情する・・・
そう思うこともありますが、でも大抵は、こんなふうに思います。

そんなふうにプンスカするのだったら、それ、やめたらいいじゃないの・・・??

 

自分の中に在る決め事や常識や、外側からやって来る やむを得ない状況に、ほんとはやりたくないけど仕方ないと思って(そしてその「ほんとはやりたくない」を意識できずに)、何か頑張ってるわけですが、
それにひきかえあの人は私ほど頑張ってない、こんなの不公平だ、許せない・・・といって怒っているんですよね。

でも、怒りを向けられる人からしたら、
「・・・え? そんなことやってくれって、誰も頼んでないんだけど・・・?」
「そんなに怒るんだったら やらなきゃいいじゃないか・・・」
という話なのです。

だから、ほんとに、好きにした方がいい。やりたいことをやるのがいい。
ものすごく大変なことでも、自分一人が苦労してるように感じられても、自分が好きでやってるんです、ってことなら怒りも湧かないでしょう。

この、「私は〇〇してる “のに” 、あの人ったらズルいじゃないか・・・」っていう、「のに」がやって来たら、自分に突っ込んでみるといいかもしれません。

「これ、誰かに頼まれたっけ?」

 

かくいう私も、「ねば」「べき」をいっぱい持っていて、「のに」を手放せずにいた若い頃は、すぐに怒る、感じ悪い人だったと思います。

そういうの、もう要らないなぁ・・・と思って、怒りの火元を見つけ出して、そこを出来るだけ癒して、「うん、もう、好きにしよう」って心から思えるまで、なかなかの時間がかかりましたが、そこは、変えることができてほんとによかったなぁとしみじみ思えるところです。

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