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30歳の試練

きちんとカウントしてみたことはないですが、相談室へ来られるお客様で一番多いのは、30歳前後、28~32歳くらいの方たちです。
“とびきり多い” のです、アラサー男女。

西洋占星術では29歳(前後)を「サターンリターン(土星回帰)」と言いますが、このサターンリターンの時期には誰もが、大なり小なり、試練や転機を体験することになっています。
そこで躓いたり悩みを持った人たち、心身の調子を崩した人たちが、ご相談に来られるのだと思います。

昨日も、すっかり希望を失った青年(30歳)にお会いしました。
立て続けに「行き止まり」を経験して八方塞がりの状態にあるということでしたが、このタイミングで、自分のダメさを認識させられて立ちつくしたり、ゆく道に不安を感じたり、人間関係などのトラブルや破綻で苦悩や悲嘆を経験することは、とても多くの人にあることで、順調なのだと思ってほしい、というお話をしました。

そんな時期なんだ、と知ったら、逃げ回らないこと、です。
辛いなぁと感じても、ひたすら凌ごうなどと思わず、アグレッシブな姿勢で向かい合い、動くのが一番です。
ここで失敗しても、挫折しても、それは ふ・つ・う、と思っていいんです。

捨てるものは潔く捨てて(29歳のサターンリターンの時期は「親から与えられたもの、借りたものを、お返しする(捨てる)とき」と言われてます。それをして「大人になる」ということでもありますね。)、
そうして、この先どうして行こうか、どう生きていこうか・・・と考えて、定めて、仕切り直すときなのだと思います。

29歳でトボケて逃げると、2回目のサターンリターン、58歳で、よりややこしい大きいのに見舞われる・・・ってこともあるでしょう。若い時の方がダンゼンいいです。

・・・というお話しをした上で、「生かすためには?」「らしく抜けるには?」ということについて、話し合ったセッションでした。

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