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セッションの受付を再開します

先週末よりお休みを頂いておりましたが、ご予約の受付を再開いたします。
休み中に数名のご新規の方からお申込みを頂いておりました。お待たせしてしまいましたが、今週末もまだ空いておりますので、どうぞお問い合わせくださいませ。

 

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じつは先週末、愛猫が亡くなりました。
お休みします、という通知をさせていただいたのは、動物病院の先生から「相当厳しいから覚悟を」と言われたからでしたが、そう言われた翌日に死んでしまいました。
2匹飼っている猫のうち、20歳の老猫の方ではなく、11歳の子・ナツの方でした。

先週明け、「あれ?ご飯を全然食べないな・・・」と思い、食べなくなって3日目の木曜日に受診したところ、検査の結果、いきなり膵臓を始め多臓器が著しくやられている重篤な状態、おそらく膵臓がん、と言われ、金曜日には「今日明日だと思います」と言われ、その通り、土曜日に亡くなってしまいました。
あまりにもいきなりな展開で、全く思ってもいなかったことで、心が、その事態についていかれませんでした。「膵臓は、気づいたときには・・・」と言いますが、それにしても、いくらなんでも・・・と。

ペットが亡くなるという経験をされたことのある方なら解ってくださるかと思うのですが、「いつもそこに居た猫が居ない」ということ・・・、これは本当にきついです。
火葬し骨壺を手にした日でさえ、カーテンと窓の隙間に、そのシルエットを探してしまいました。ベッドの上に自分が投げ置いた黒っぽい服を見て、「あれ?ナツ、こんなとこで寝てたんだ」と一瞬思ってしまいました。そして直後に「ああ、そうだった、ナツは死んだんだ・・・」と打ちのめされる・・・。

動物は自分の具合の悪さを隠しますが、・・・にしても、こんなに “突然に” 死んでしまったことを思うと、元気に見えていたけれど、超元気なあの子に限って・・・とか、先に死ぬのは20歳の子の方だろう・・・とかいう思い込みのせいで、きっと小さな異変には気づけなかったんだろうと思います。
何をしてやれなかったとかしてしまったとか、そんなことに関わらず、あの子は死んでしまったのかもしれませんが、可愛い可愛い大事な子でしたから、後悔と自責の気持ちは持たずにいられません。

この何日か、娘と、ナツの愛らしさについて語り合っています。
誰にでも抱かれる懐っこさ、一度もフー!とかシャー!とかいって怒ることはなかったその大らかさ、茶目なところなど・・・、言い合っては泣いていますが、
娘が「ナツは、人徳・・・いや “猫徳” が高い猫だった気がする。いろいろ教わったよ」と言いました。
その通りだな、と私も思います。ほんとに家に来る人みんなを癒し、みんなに愛された猫でした。

寂しいですが、時薬の力を借りながら、ゆっくり偲んできたいと思っています。

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