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自分で選ぶ練習を

「さて、私はこれからどうやって行こうか」というような、人生の一大事について決意・決断をしなければならない局面で、「あなたはどうしたいのですか?」と尋ねても、答えられない人が割といます。

「私ひとりの問題じゃない」とか「関係者の意向も大事」とか「家族に聞いてみないと・・・」とか「我が家では全てにおいて決定権は夫にある」とかいうことで、自分の考えや気持ちは?と言われても・・・と困惑するわけですが、これは、表明できないというだけでなく、心の中にも答えを持っていないことが多いです。

長らく、自分で決めるということを放棄して他人に委ね流されていく・・・ことを当たり前に生きてきた人なのだと思います。
実際に、一人きりで勝手に生きてるわけじゃないですから、”関係者” がいて、その人の都合や思いも考慮しないことには決められないのも分かるし、たとえば「自分は経済的に夫に支えられているわけですから、何事も夫次第なのです」などという事情も分かるのです。

でも、どうなるかという結論は別として、自分には何事も決める権利はない、その力はない、一緒にいる人任せです・・・というのを当然のことのように言う人、ぽやぽやふわふわしている人とお話をすると、やっぱり「それでいいの?(違うよね?)」「起きましょう!しっかりしましょう!」と、両肩を掴んで揺すってみたくなります(笑)。

結果がどうなるか、それがおそらく自分の望みどおりにはならなさそうでも、
基本姿勢として、習慣として、「自分はこれが好きだ/嫌いだ」「これが欲しい/それは要らない」「Aを選ぶ/Bにする」というふうに、どんなものにも ひとつひとつちゃんと出会って、”自分で” 選んだり選ばなかったりしながら、進んでいくのが大切だと思います。それをせずに「自分の人生」は満ちて行かないと思うからです。

選択を誰かに委ねるクセをつけてしまっている人は、小さなことから自分で決める練習を☆

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