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40歳。初めての “棚卸し”

昨日は、始めてお電話くださった方(40代女性)とセッションをしました。
私は、対面カウンセリングの前にも必ず、瞑想や一連の儀式(的なもの)をしてお客様を待ちますが、オンラインカウンセリングの場合は、お顔を見れないぶん特に丁寧に、整った良い場を作って繋いでおく・・・ということをします。
そうしてお待ちしていたその方は、なんとも言えない静かで重いエネルギーを腰下に纏っているようでしたが・・・

お話を伺うと、今はお仕事をしておらずご実家にいらっしゃるとのことでしたが、これは、言ってみれば無意識でしょうが確信犯的に引きこもり状態を作って、この機を使って「これまで溜めるばかりで解放したことのなかった感情の箱を開けてみる」「自分の半生を振り返って、棚卸しと清算をしてみる」ということなのだな、と思いました。
ご本人は先行きに不安もあるかもしれませんが、私は凄いなぁと感じました。

40歳・・・、人生が80年だとしたらちょうど半分の時間が過ぎたところです。
ご本人からしたらきっと、何が出てくるかわかったもんじゃない『箱』でしょうし、既に失われてしまって取り戻せないものがあるということを思い知ることになる・・・?という怖さもあると思いますので、足のすくむ感じもあるだろうと思いました。

でも、必ず、温存してきているもの、決して損なわれていないものを改めて見出して、そしてそれらこそが、これから仕切り直して始める新しい生活・人生を支えるし、いよいよ自由に発展させていくものなんだということを、知って受け入れていくことになるのではないかと私は思います。

Tさん、良い ひと仕事 をいたしましょう、ガイドいたします。

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