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合鍵と通帳を預かる

同い年の親友から、合鍵と預金通帳、保険の証書を預かりました。
独身で、肉親は既に全員他界している人なのですが、「何かあったら連絡が行くようにさせてくれ」と頼まれまして。

コロナウイルス感染症の報道で、我々世代だって罹ったらあっという間に悪くなって・・・ということもあるのだと思い知り、いろいろと考え準備し、ぼちぼち始めていた終活も出来る限り終えて、そして “何かあったとき”のことを考えた、と。

「病気にやられたり事故に遭ったり・・・いろんなパターンがあると思うけど、家からか病院からになるか・・・連絡できる状態だったら電話するから、ごめん、来てくれる?」
「死んじゃったときは、連絡がいくようにさせてもらっていい? その口座に入ってるお金で、火葬やら清掃やら諸々の事をお願いしたい」

突然そう言われて初めは驚きましたが、長い付き合いの仲良しですから、謹んでお引き受けしましょう、と言いました。

合鍵と通帳を受け取った後は、しばらく「終いかた」の希望を語り合って、なんだかとてもスッキリして軽くなってニコニコして、またね☆と言って別れました。

近頃はいろんなことを「これ、最後になるかもしれない」と思ってやっています。
後悔のないように・・・と心掛けています。
ぼんやり惰性で何かをやってしまわないように、ひとつひとつ丁寧に、気持ちを込めて・・・、そんな毎日です。

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