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「自分と一緒に居ることが出来ていなかった」【お客様のおたより】

あかりさん
おかげさまでなんとか2020年を乗り越えられました。あかりさんのメールはいつも、自分はひとりじゃないんだ、と思わせてくれるものですが、今年ほど支えられ助けられた実感があった年はありません。本当にありがとうございました。
今年は仕事を失って不本意ながら実家に戻ったわけですが、これは怪我の功名と言っていいのかなと今は思います。
確かに親と居るとストレスは多くて、古傷が痛みだします。実家に戻った当初は、これでは精神的にやられてしまう、早く脱出しないとダメかも、と感じていたのですが、情けないことに脱出が出来なかったおかげで、調子の良い時は、あかりさんが勧めてくださっていた「練習」に果敢に挑みました。
それで、よくよく思い知ったのは、自分は本当に、自分と一緒に居る、自分の味方をする、ということがまるで出来ていなかった、ということ、そのせいで地に足も付かなくなり、何のために(何を喜びにして)生きているんだろう・・・という危険な思考に囚われてしまっていたということでした。
でも今は、上手く言えませんが、すごく大事な事を掴んだ気がしています。そして何より、自分でいる、ということが心地よくなってきました。ここは大きな成長・・・と思っていいでしょうかすね?笑
あかりさんは、「人生、やり過ごすためにあるんじゃないよね?」とも言ってくださいましたが、そのことも、以前は本当には理解出来ていなくて(そうは言っても無理ですー・・・というかんじ)、でもなんとなく、欲というか、あれもしてみたい、これもいいな、という気持ちが出てきたんですよ。これはちょっと驚きです、自分でも。
あかりさん、今年も、たっぷりの愛と勇気を、ありがとうございました。
新しい年もまた、このご縁を頼りに頑張らせてください。よろしくお願いします。

調子のよいときはzoomカウンセリング、話すのが難しい時はメールカウンセリング・・・と、2種類を併用しながら、精神的にまいってしまい長らく伏せていた状態から、このようなおたよりをくださるまでに快復されたKさん(30代女性)です。
許可を頂き、メールをご紹介しました。

Kさんは有能でバリバリ働いて活躍している女性だったのですが、一昨年、突然「ガス欠」を起こし、数年ぶりのご連絡をくださったお客様でした。
復職の気力さえも失ったあとは、ご実家で居候・・・、さぞかし不甲斐なさや焦りを感じて辛かったことと思います。

でも、文中にあるように、そこは「怪我の功名」として、長年見ないできた問題の棚卸しに取りかかったのでした。
いつもいつも、今やれることはなんだろう・・・と考えて、また、私のお勧めすることをちゃんと聞いてくださって実践して・・・、そうやって少しずつ、根気よく、核の部分にあった悲しみや寂しさに迫り、そこに手当てをしていきました。
その過程に立ち会わせてもらった私は、とても勉強になったし、とても感動しました。

小さい子どもだったときに過酷な環境に身を置いていた人は、生き延びる戦術には長けているけれど、自分を喜ばせること、自分が自分でいる、という当然の権利を自分に与えてあげること・・・は、ほんとに苦手です。かつての私もそうでした。

「ほんとはこれ、親がやってくれてたらよかったのに・・・」「そしたらこんな苦労は無かったのにな・・・」という思いも、もっともで、よくわかるんですね。
でも仕方がなかった。親の事情、親の力量・・・を考えると、”あれ” が精いっぱいだったんだろうな・・・ということは、受け入れるしかない。
だけどそうすると、やりきれない、途方に暮れてしまう・・・。

でもそれは、自分が本当の自分を知り、本当の自分を尊重し、本当の自分として幸せになっていくための、(じつは自分で生まれてくるときに選んで仕組んだ)「設定」だと、私は思っています。そう信じています。
「意気込んで地球に生まれてきた魂なんだよね、ご苦労さん、頑張りましょう!」と。

誰のせいにもしない。でも、生きにくい自分を受け入れたままにして、たそがれたまま生きていないでほしいんですね。
「私は私のことを、いつもどうであれ無条件に愛している」「私は私を生きる」と言える、幸せな人になっていってほしい。
私は今年も、そんな思いでお客様のお話を伺い、一緒に考えていきたいと思っています。

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