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他人じゃなく自分の機嫌を大切に

嫌な人とは付き合わなければいい、と言われても、職場とか学校とかご近所さんとか、簡単に抜けられないコミュニティの中の人間関係については、ほんとに悩ましいことがあるでしょう。
近くにいると傷ついてしまうような人とも出来るだけ仲良くしようと思うことができる優しくて真面目な人が、どれだけ心を痛め、弱ってしまっているか・・・、想像すると本当に気の毒になります。

でも、どうしたって分かり合えない人というのはいるし、雑で乱暴だったり無神経だったり根性が捻じれていたり意地が悪かったりネガティブなエネルギーをまき散らしながらでないと生きられないような困った人もいる、他者から称賛されることや他者より優れていることの証しが欲しくてたまらなくて、勝手にゲームを仕掛けてきて “負け” を認めさせることに全てを注いでいるような人もいる・・・。
そんな人とは、精神的には一緒に居る必要はない・・・というか、物理的にも離れなくちゃいけません。

人間関係で困らされることがない、悩むこともない、という人は、見ていると、諦め、訣別が早いです。超早い。
「ああ、この人、話が分からない人だな」「立ってる地平、歩いていく道が、全然違うんだな」そう思ったら、さっさと諦めて、バサッとお終いにします。
それが出来ない人は、精神力も体力も奪われて、痛い目を見て損をして、なおストレスを溜め続けるわけですが、なぜ出来ないのかというとやはり、「他人からどう思われるか」で生きているから、というところが大きいでしょう。いわゆる他人軸で生きている、という状態です。

でも、いつも言うことですが、皆それぞれ、自分の都合で、精一杯ですけど勝手に、自分の課題に取り組みながら(あるいは、取り組むべき自分の課題に向き合えないまま)自分の人生をやっているだけで、そういう意味では、あなたにとっては “関係ない” “どうだってよい” はずです。

「攻撃される」のだとすればそれは、その相手もまた他人からどう思われるかで生きている、自分に自信のない、他者からの称賛や承認の欲しい未熟な人で、その人からしたら、同じ土俵に立って気を遣っているあなたが “勝てそうな敵” なのでしょう。

だから、とにかく早く見極めて早く土俵から離れること。機嫌を損ねてしまった?とか嫌われたかもしれないとか、そんなことに心を使って消耗してしまうのはもうやめる、と明確に宣言することです。

他人じゃなく自分の機嫌が大事。
他人から嫌われても構うこっちゃないけれど、自分に嫌われてしまってはいけません。

何があっても自分とだけは仲良くね。

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