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「玉か石かと言ったら 私の中では辛うじて『玉』」なので・・・

私が青山で相談室をやっていた2015年に初めてお会いして以来の長いおつきあい・・・というお客様(30代女性)と、久しぶりにお話ししました。
新しい気持ちになっているので聞いてほしい、とのことでした。
許可を頂いたのでご紹介します。

その方は、私・郷家とセッションを重ねてきた5年余、最近までこんなことを思っていたんだそうです。
「自分が過去の出来事を丹念に探ったところで、 “掘り出し物” “宝物” と言えるものなんて、ほとんどない。スカスカだ。惨めなもんだ」

でも、最近になって、こんなことに気づいたそう。
「私の場合、キラキラの宝石は見つからなかったけれど、玉か石かと言ったら 私の中では辛うじて『玉』に分類できるのかな?と思えたものは、”瓶” に入れて心の中にしまっておいた。それが、結構な数、貯まってた」

さらに、ふと思ったことがある、と。
「それらはバラバラにしまっておくのではなくて、糸を通して繋いでみたら、ちょっといい感じのネックレスになるのかも、と思えた。長さがネックレスには足りなくてブレスレットにしかならないかもだけど・・・」

・・・「玉か石かと言ったら 私の中では辛うじて『玉』」なのかな、と思ったものを大切にしまっておいた、という告白と、それらをそろそろ繋いでみようかな?と思った、という告白でしたが、凄いなぁと感動しました。

頑張りましたからね、きっと現時点では「やり切った」と思えたのだと思います。
自分の過去、辛いことばかりだったという過去を、丁寧に見て、そして光を当てて癒してあげる、という作業を、根気強く続けたことの成果です。

“ネックレス” を作ってみようか、というのは名案。
きっと、大きな浄化が起きると思います。
そして、それを改めて身につけて次のステージへ、です。

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