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じつはヤル気満々で生まれてきている

年に何度か…というペースで連絡をくれるKさんからメールがあり、zoomでお話しました。
Kさんは、何か月も音沙汰がなくても、いつも自分で課題を見出してはそこに取り組み「この生きづらさをなんとかする」「私らしく生きる」を目標にしてきた方。そして実際、転んだり床に臥せたり…大変な時期を何度も挟みながらも、確実に、望んでいた変化を起こしてきた方です。

相当に過酷な生い立ちの方で、”人並” “普通” に生きることが難しい、と感じているところがありましたが、じつは多彩でいろいろなことができて、隠し持っているものもたくさんある…と私は感じていましたから、人生を、つらい、つらいと言って やり過ごすようにして生きて終えるようなことは、決してしてほしくない、と思って応援してきました。

今回も久しぶりの連絡でしたが、「大きな山を越えた、という気がしている」とおっしゃいました。
その通りの、ひと戦 終えたみたいな清々しいエネルギーで、いつにない安定感だ、と私は感じました。
新しい生活をスタートさせるとのことですが、十分すぎる準備をしてきたので、何も心配することはない、と思いました。

しつこく、しつこく、ご自分の出自について、ご両親から受け取りたかったもの、貰えなかったものについて考えて、
私がいつも伝えていた「自分を独りぼっちにしないでね」「自分と仲良くね」を守り、
そして、敢えて自分から起こした “戦争” に何度も挑んで、気が済むまで戦って、やりきって…
もういいね、もう十分だね、気が済んだよね、と胸を張って言えるところまで来た…。
そういう人の逞しさと優しさが、今日のKさんの佇まいには滲んでいるんだなぁ…と感動しました。

もうトシだから不安がないわけじゃない、と言うので、
何をおっしゃる?まだまだ人生午前中じゃないの!?と返したら(Kさんは30代後半)、
そうですか?まだ午前中なんですか?もう人生時計、午後3時くらいかと思ってました、と…。いやいやいやいや…。

これからが、いよいよ面白い時期、新しい本格的な章でしょう。
ここへ来るまでを、時間ロスった、とか、とんだ目に遭った、とかいうふうに捉えずに、やることやったんだ、必要なことだったんだ、と思ってほしい、と伝えました。

力を持っていて、そして じつは(魂レベルで)「ヤル気満々、成長する気満々で生まれてきている人」に多いです。人生の序盤がしんどい、という設定になっているのは。
そういうふうになっているものだなぁ…と、たくさんのお客様の物語の進行を見守る機会をいただく度に、思います。

 

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