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反応が早くて驚く

*対面セッション休止のお知らせ*
東京オリンピックの開催期間を含む下記の期間、銀座での対面セッションは、原則お休みすることといたします。
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ご不便をおかけしますが宜しくお願いいたします。
【対面セッション休止期間: 7月21日(水)~8月15日(日)

この春くらいからか、日常生活のレベルでは問題のない微かなものですが、気をつけていないと、つい “閉じていってしまう” 感覚を感じ取っていて、う~む、よくないな、と思っていました。
いまのこの世の中の状況をしっかり見ていようとすると、いかんともしがたい「流れ」と「迎えることが決まっている(らしい)局面」というものも同時に感じ取ってしまうから(体質なので仕方がないです…)、心の深いところで葛藤が生まれたり、諦念みたいなものから逃れようとして疲れたり…、そんな感じでした。わかりにくいですね、すみません。

長い長い目で見たら、後で振り返った時に「あの令和の初めの頃は酷いもんだったね」と笑えるのかもしれませんが、その「酷い」状態が、これから来る(まだ “本番” ではない)と思うと、年齢のせいもあるのかもしれませんが、ふわ~っと上がってしまいそうになると言いますか、無力感が少ししんどかったです。

深層の部分では「仕方がないこと。ただ見て受け入れよう」という境地も持ってはいるのですが、日常生活担当の意識の方では、これからこうなっていくんだなぁということ予想できてしまうので、「なんとかならんのか?」「みんなー!起きてー!相当マズいよ日本は…」という苛立ちが湧き起こり、それを散らして “此処に居る” 力が足りないと感じてしまうのが、不快でした。

いま多くの人が見せられ体験していること…。それはそれで確かに「問題」です。パンデミックも大変。
でも実はその裏で、もっと恐ろしいことが、着々と進んでいる…。火事場泥棒なんて言葉では全然足りないけれど、そんなかんじ。

ほんの一部の、大きな権力を持った人たちに、私たちは実に粗末に扱われていると思うのですが、そのことに気づいている人ってどれくらいいるんだろうか…と思います。いま、気づいて逆らって変えていくのに絶好の機会(困難)を貰っているはずなのに…。
「きっとそのうちなんとかなる」「みんな頑張ってる」「文句言っても仕方ない」「なんだかんだ言っても平和」などと思っているうちに、あるいは何も思わないよと他人ごとにしているうちに、気付いた時には、まさかこんなことになるとは…!ということになることでしょう、壊してしまったら修復の難しいものが、壊されかかっているからです。

・・・と、ここで止めておきます、書き過ぎそうなので。

無力感とグラウンディングの難しい状態でふわふわしていたのを改善しようと思って試したのが、ヨガでした。
長いこと愛用してきた、でもこの半年ばかり仕舞い込んでいたヨガのDVDがあるのですが(渋いものです、オシャレなヨガではなくて地味で本格的なものです)、それを再び引っ張り出して、毎日30分ほどですが、続けています。

再開してまだ5日目なのですが、明らかに確実に、身体と心がしっかりして整ってきたことを実感して、その効果の出方の早かったことに驚いています。サボっていたことで出来なくなっていたポーズも、元のように出来るようになりました(嬉)。
一日30分のヨガの再開で、体の中心軸、四肢の末端を意識すること、内的な感覚を研ぎ澄ますこと、地面にしっかり立つこと…、それらが鈍っていたことを思い知り、それらを調整するには体への正しい働きかけが一番なのだと改めて思いました。

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