貴方は、眠っている時に見た夢を、覚えているほうですか?
それとも、「自分は夢を見ない」ですか?
(ほんとは、夢は誰でも見ているようですから、「覚えていない」というのが正しいんでしょうね。)
私はベッドサイドに「夢ノート」を置いています。
一時期は「夢分析」(夢”占い” じゃないです、分析です)をカウンセリングを受ける際に使ったり、自身でも分析の練習に利用したりしていたので、ほぼ毎朝、メモしていましたが、最近は、特に印象的なものしか書き留めていません。
それでもやはり、書いておくことに意味はあって、大概、「答え合わせ」のような出来事が現実に起きるし、それは有益なものなので、「おおおっ!」とか「う~む、まいったな…」とか、そんなふうに感じた印象的な夢は書いておくようにしています、きったない字でですが。
昨晩の夢には、新卒で入社した会社で「事務員のイロハ」「秘書の心得」をみっちり教えてくださった、当時の私には超絶恐ろしかった先輩が出てきました。
自分が何処かから帰宅すると、その先輩がなぜか我が家を来訪していたのですが、一家総出…いや、見知らぬ女性たちもキッチンにいました、とにかく皆でわちゃわちゃと、なんとか失礼のないよう もてなそう としている…というおかしな夢でした。
夢の詳細はともかく、夢のなかでのその先輩の様子や言葉、そして私の心持ちや考えたこと…、それらが今の自分に伝えてくれたものは、なかなかの大きさでした。目が覚めた時、なぜか清々しく リフレッシュできた感じがしたのは、その夢のおかげで自分の「現在地」の確認と肯定ができて嬉しかったからだなぁ…と思いました。
以前のブログにも書いていますが、夢って、自分から自分への手紙、自分の潜在意識(叡智の部分)からの手紙です。
せっかく届けられた手紙なのですから、開封せずに捨ててしまう(忘れてしまう)ことなく、丁寧に読んで受け取りたいと思います。
「自分が見た夢の意味を理解する」のを当たり前に出来るようになることは、自分の叡智(自分のなかの賢い部分、ハイヤーセルフ)との繋がりを太くするということでもあります。
だから、見る夢を大事にしてみてください。見た夢を分析してみることの面白さを知ってください(再度、夢占いじゃないですよ、夢分析です)。
セッションの中で、見た夢のお話をしてくださる方もいますが、そこでコツを掴んで、その後夢を使えるようになった…と仰る方がいます。
そう、練習なんですよね、これも。
慣れてくると、良い時もそうでない時も自分の人生が より自分のものになって、そして力強さを増していることに気づくと思います。
見る夢を生かそう、というお話でした。
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