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「皆それぞれに、いろいろある」と言う人

【年末年始休業のお知らせ】
今年は以下の期間をお休みさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
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…..年末年始休業:12月29日(水)~1月4日(火)

 

「皆それぞれ、いろいろあるんだよ」と言う人がいますね。
そういう人は「他人の気持ちなんて、わからないものだ」とも言います。

それって、その人なりの優しさ(のつもり)の表現なのかもしれませんが、私は、そういう言い方をする人には、すかさず心のシャッターを閉めてよいと思っています。
そう言う人は、あなたの弱音や悩みを、聴かない(聴けない)はずだからです。
これは、それが悪いというのではなくて、その人に聴く力が育っていなくて(一生そうかも…)、だから聴いて受け止めようと思っていない、ということです。

もちろん、言っていることは正しいんでしょう。
人それぞれに、いろいろある、というのも、人の気持ちは分からないものだ、というのも、それはそうです。
だけど、その誰かから聞いたそういう言い方を採用することにして、”それきり” にして、そういう浅い考えで生きている人に、あなたの柔らかい、弱った心を開いて、理解してもらおうなんて、やめておきましょう。

そういうのが大人の優しさなんだと思わせてくる人(結構います…)は冷たいです。
でも、ほんとにそう考えているのだから仕方がないし、分からないんだから何も言うべきじゃないなんて言う人は、そう言っているわりに、ときにはズカズカっと境界線を越えて来ますよ。分かっていないからそういう無神経なことをしてしまうのです。

そういう人に、心開いて理解してもらおうなんて考えるのは、やめておきましょう。

人それぞれに、いろいろあるけれど、私はいま、あなたの困りごと、悩みごとを聴きたいと思っている。
人の気持ちは分からないものだけど、私はあなたの気持ちを分かりたいし、出来ることなら力になりたい。
・・・そんなふうに思う人なのか、そうじゃないのか、落ち着いて ちゃんと見ましょう。

“まだまだの人” に、あなたの大事な話を打ち明けてはいけません。

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