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蓋をして隠してきた感情は・・・『突然ですが占ってもいいですか?』

ディーン・フジオカさんと辻元清美さんが出演されるというので、へー☆と思い録画しておいたテレビ番組『突然ですが占っていいですか?』を先ほど観ました。

番組では、お二人のほか、石橋穂乃香さん(とんねるず石橋貴明さんの娘さん)のことを、占い師の木下レオンさんが占っていたのですが、とてもよいことをおっしゃっていました。

穂乃香さんが、ご自身の多感な時期にお父さんが他の女性と再婚し新しい家庭を持ったことで、とても傷ついたし寂しかったし荒れていた、父にはその頃の気持ちを話したことはない、と言ったことに対し、
レオンさんは、その当時の気持ちはお父さんに話した方がいい、それが出来ないと、結婚したご主人とは離婚することになる、と言いました。

驚いた穂乃香さんは、お父さんには言えなかったけど自分は旦那さんにそういう話をしている、と言うのですが、
レオンさんは、それは「お父さんを求めているから」だと言い、「今の旦那さんに、お父さんにできなかったことを全てしようとしている。でも、旦那さんはお父さんではない」、だから、当時のことはお父さんに、素直に話した方がいいし、泣いた方がいい、と言ったのです。

さらに「お父さんのことを解決しないと、子供にも同じ思いをさせるよ」とも言い、その頃の気持ちに蓋をして隠してきたのは強さじゃない、弱さなんだ、と伝え、穂乃香さんは納得していました。

多くの人は、幼い頃の傷つきやトラウマ感情に上手に蓋をして誤魔化すことで、それを “乗り越えた” ”終わりに出来た” と勘違いしています。
でも、繰り返しお伝えしていることですが、強烈な感情体験というのは、どんなに古いものであっても、その存在に気づいて感じ切るまで、無くなることはありません。
そして、それを抑圧して抱え持って生きていると、必ず、その後出会った人との関係に、影響をもたらします。
穂乃香さんが指摘されたように、パートナーに親代わりをさせたり、自分の子どもに(それは絶対イヤなのに!)自分と同じ思いをさせたり…。

傷ついたままの心で、未解決になったままの感情を隠し持ったままで生きていくとどうなるのか…。
今回の番組で木下レオンさんがお話されていたことが、たくさんの人に理解されるとよいなぁと思いました。

あ、お目当てだったディーン・フジオカさんと辻元清美さんの占いの方も、興味深く拝見しました。
辻本清美さんの、ご苦労の多かった生い立ちを私は全く存じませんでしたが、番組を見て、そして時に涙する辻本さんを見て、この方に持っていた信頼がさらに確かなものになりました。
これからも我々庶民の味方として、我々の声を代弁してくれる人として、ますます活躍していただきたい、国会にも早く戻っていただきたい、と思いました。

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