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辛くて仕方ないときに「生きている意味」を問うてはいけない

「あれもこれもうまくいかない…」、「頑張っているんだけど結果が出ない、もう何もしたくない…」と、心身が疲れ切った状態になると、人によっては「生きている意味」を考え始めます。

こんなんで、生きている意味、生きていく意味なんて、あるんだろうか…、
どうして生きていなくちゃいけなんだろう…、と。

この「生きている意味」を自分に問いかけるのは、元気な時でなくてはなりません。
元気じゃない時に「生きている意味」など問いかけてはいけません。そんなとき、するべきは、取るに足らない小さなことのように思えたとしても、目の前にある、ひとつひとつの辛さを減らす試みです。
「生きている意味」…と言い出したときは、もう十分、生きづらさを抱えているわけですから。話を、大きくしてはいけないのです。

脚を骨折した…、というときは、必要なのは手当て、治療、養生です。松葉杖です。
「どうして脚を折ってしまったんだろう…。折れない脚を作らなくちゃ」と、骨と筋肉を鍛え始める人がいたら、それはお馬鹿さんですよね。今じゃないだろ、と言ってあげますよね。同じです。

何かを使って誰かを頼って、癒されて、元気になりましょう。
元気になって動ける気がしてくると、「生きる意味」とか考えなくなるものです。

 

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