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「子どもに優しくできない」という時は・・・

「子どもに優しくできない」「とにかくイライラしていて子どもにキツくあたってしまう」・・・そんな自分がいやになる、と言う人は、とにかく疲れています。肉体的にも精神的にも。

子どもには こうしてやりたい、子どもに対しては こうありたい、そういう考えがあったのに、こんなはずじゃなかったのに・・・と思い悩んだり自己嫌悪に陥ってしまう、という人は、なんとか工夫して、先ずは自分を休ませてほしいと思います。

お母さんとして日々精一杯やっているはずなんです。でも、人は “いい年をした大人” でも “子どもを持った母親” でも、心の中には必ず、〈子どもの私〉がいます。
この〈子どもの私〉は、誰の心の中にも一生いるんです。還暦になる私の中にも、80歳のお婆さんの中にも、みんなの中に。

その〈子どもの私〉は、〈大人の私〉に余裕のある時は大人しくしていますけれど、〈大人の私〉が余裕を失い〈子どもの私〉の欲求、要求に応じられなくなってくると、〈子どもの私〉は “子ども” ですから聞きわけのないことを言い始めます。むくれたり、泣いたり、癇癪を起こして暴れたりします。
これ、”子ども” なんですから当たり前なのですが、つい、「私は大人なんだから…」「母親なんだから…」と制御、抑圧しようとします。だから溜めて溜めて溜めて・・・、限界を迎えてしまうことになるんです。

誰の中にも、お母さんの中にも、子どもが存在していて、それは当たり前で、その子の面倒をよく見てあげながら、その子といい関係を保ちながら、やっていかなくちゃ、ってこと、忘れずにいてほしいと思います。

子どもに優しくできていないときは、自分(の中の子ども)にも優しくできていない、ということに、気づいてほしいと思います。

「子どもに優しくできない」と言って落ち込んだり悩んだりしている人は、ほんとは子どもに優しい人なんですからね、自分にガッカリしたり自分を責めたり…しないでくださいね。

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