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「いいのよ!ユーミン万歳なんだから!」

昨日は、大学時代の友人2人とランチをしました。
以前にも書きましたが その2人は、私が “夜のアルバイトを中心に過ごす” という ふざけた暮らしをしていたにもかかわらず、きっと呆れながらも仲良くしてくれた友人です(→過去記事「次は熱海?」)。

コロナの流行の直前に会って「次回は温泉旅行へ行こう!」と話して別れて以来の再会でした。

この年齢になると、「無事だったか?」と互いの変化を確認し合うところから始まりますが(苦笑)、それからは、昔と変わらない 息の合った “パス回し” で話を展開させながら、それぞれのその後のあれこれに驚いたり感心したり刺激を受けたり…と楽しい時間になりました。
この2人といると、”ボールの支配率(喋っている率)” が、3分の1を下回るのですが、これは他の人たちとの会合ではそうはいかないので、とても楽で心地よく、あぁ〈私〉が安心しているなぁ…と感じながら過ごしました。

今回は、3人全員が還暦を迎えての再会になりました。
それぞれがそれぞれの異なる場所で、いろいろな年代の人たちと関わりながら、様々な取捨選択をして幾つもの価値判断を重ねて、なんというか(特段、何を、というわけではないかもしれませんが)「はるばる、ここまで来たんだな」「これ以上どうこうということのない『達成』とか『充足』を経験したんだな」ということが分かるのでした。幸せなことだと思いました。

そういえば、学生時代の私たちの傍らには、ユーミンがいたのですが、この度のベストアルバム『ユーミン万歳!』の話・・・。
私が、そうかユーミン50周年なのね!素晴らしい!と、迷わずCDを買ってしまった後で、そのCDは、買わずとも契約している Spotify で聴けたということを知って、息子に「あ~あ」と呆れ笑いされたことを話したら、
2人とも「買っていいのよ、それは!」「ユーミン万歳!なんだから」「特典サービス申し込んだわよ!」「私も!」と畳み掛けられたので、ほっとしたし嬉しかったんですね。そうか、すぐにCDを買っちゃうのって私たちの世代?とも…笑。

その話から、近頃のスーパーやコンビニのセルフレジの操作の話、何かとスマホアプリを提示しなくちゃならない話、コンビニのレジからのメルカリの発送がコワくて出来ない話など、いよいよ「年寄り」になってきた話になりました。ほんと、油断してると あれもこれも…ワケわからない仕組みが採用されててついて行かれません。
というか「かつて冷たい視線を向けたり溜め息をついたりしていた『モタモタしてしまうお年寄り』」に自分がなってきている話に、ちょっと考えさせられてしまった。まだまだ若いつもりでも…という話です。

何にせよ、飾らない全くの自然な自分で本音で話のできる2人との時間は、とても有難いのでした。

 

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