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無駄なことは何ひとつ無い

それまでの活動をやめて全く違う方向に進もうと思ったとき、「今までやってきたことを無駄にしてしまう」「もったいない」「自分は、決めたひとつのことを貫けなくてダメだ」というふうに思うことがあるかもしれませんが、私はそういうお話を聞く度に、そんなことはない、視点次第じゃないかな、と思います。
むしろ “もったいない” のは、今までやってきたことをやめることじゃなくて、せっかく別のことを始めようと思ったその意思を、自分で批判したり貶したりして、潰してしまうことではないかな・・・と。

表面的には “関係がない” “一貫性がない” というふうに見えるかもしれませんが、その表面的な眼差しを向がけてくるのは、他人または自分の(弱気な)自我でしょう。
それらからどう見えるかなど、無視していい、無視したほうがいいと思います。

そういうものより、「自分は何をしたいと思うのか」「自分はどうありたいのか」から離れていってしまうことの方が、もったいないです。

そうならずに、いつも自分のやりたいことを大事にし続けていけば、本当にやりたいことへと向かっていくその道の途中で、「あの時の体験はこのためにあったんだなぁ」「あの経験があったからこそ…なのだなぁ」って、心から納得して、心から嬉しくて、自分を褒めてあげたいと思い、自分をそこまで連れて来てくれた何か大きなものへの感謝で満たされることでしょう。

「人生に無駄なことは何ひとつない」というのは、その境地を味わった人たちの、実感のこもった言葉でしょう。
これは信じていい言葉、携えていきたい言葉だと思います。

 

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