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誰かのじゃなくて自分の欲求

「AよりBが好きだ」「いろいろある中で私はこれがいい!」「そういうんじゃなくて、こういうことがしたい」・・・そんなふうにハッキリと拒否したり欲しがったりすることができる人を見ると、羨ましいと思う反面、そういう態度は子どもじみてるようで どうも好かんなぁ・・・、自分は とてもじゃないけど あんなふうには言えないなぁ・・・、と思う・・・。

そんなお話を聞きました。
私も、どちらかというと、言えないほうでした。言えない、というか、そもそも、自分の好みや望みなど、よく分かっていませんでした。
小さな頃から長らく、人の顔色を見て、空気を読んで、今ここで何を言うべきか、言わない方がいいか、なんてことばかり考えて振舞いを決めていたような私には、これがいい!とか、これをやりたい!なんていうことを堂々と表明するなど、ものすごく難しかったのです。後に、これじゃあいけないと思って、ワークなどしてかなり改めたのですが…。

人の気持ちや状態をよく感じ取る人、人に合わせることが上手な人というのは、それがその人の良さ、特長だと思いますから、それはそれで尊いと思います。
でも、自分の人生を “らしく” 彩り充実させて幸せになっていくためにはやはり、自分の内的欲求を常に分かっていること…というか自分の欲求を自分が常に聴き取って叶えようとすること…は不可欠だとも思うのです。

ついつい人のことばかり考えて、あの人がいいならそれでいい、自分のことは後回しでいい、残り物でいい、というふうに思ってしまうのを「習慣」にしてしまっている人は、自分が元気でなければいけないんだ、自分が喜んでいることが大事なんだ、と思って、自分の欲求に耳を傾けてそれを尊重することを課題にしてみてほしいです。

あえて一人になる時間をとって、自分に優しく、自分の欲しいもの、望むことを、考えてあげてください。
それを定期的にやってあげてください。

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