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「おまえは何がしたいがぜよ」

一昨日始まった朝ドラ『らんまん』。
今朝は、主人公の万太郎(5歳)が、山で「天狗」(じつは坂本龍馬)に出会い、掛けられた言葉に生きる希望をもらうシーンが描かれました。

自分は身体も弱く生まれて来ないほうがよかったのだと言う万太郎に龍馬は、
「生まれてこん方がよかった人は一人もおらんぜよ」と言います。

要らない命はひとつもない、この世には同じ命はひとつもない、みんな自分の務めを持って生まれてくるのだ、
己の命と心を燃やして、何か一つ、事を成すために生まれてくる、
誰に命じられたことでなく、己自身が決めてここに居るのだ、
おまえも、大きくなったら何でもできる、望むものになれるのだ、と説きます。
そして、「おまえは何がしたいがぜよ」と問いかけ、「息災でな」と去っていきます。

このドラマは、植物学者・牧野富太郎がモデルになっているお話だそうですが、
今朝描かれたこの万太郎と龍馬の出会いはきっと、万太郎が自分の「望むもの」になっていく道のりにおいて、とても大きな影響を残すものになるのだと思います。

それにしても、 “おディーン様” のかっこよさよ。
昨日は、”朝ドラ受け” で、鈴木アナが華大さんたちから、ディーンさんの龍馬の華麗な登場に見惚れて余韻を引きずっていることを指摘されて照れ笑いしていましたし、Twitterのトレンドにも「ディーン様」が上位に入っているのを見ましたが、分かる分かる、ほんとに美しい龍馬だったわ、と私も思いました。朝から少々体温が上がり軽く眩暈を覚えるレベルでした(笑)

ドラマの今週の副題は「バイカオウレン」。
万太郎の母親は、天狗と会ったのだと言う万太郎に、ほんとに天狗が来たのかも、天狗が春を連れて来たのだろうね、と言い、白くて小さくて可愛らしい花(バイカオウレン)が咲いているのを見つけます。そしてそれを、いちばん好きな花なのだと言います。

天狗と出会い「おまえは何がしたいがぜよ」と問われ、病で床に臥せている母の好きな花を知り・・・
万太郎の、植物学者としての歩みの始まりに、わくわくしました。

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