腹が立ったとか悲しかったとか、そういうネガティブな感情(受け止めるのにエネルギーを使うような感情)を 無かったことにしたり、自分の本心に蓋をしたり・・・と、「自分の心を騙す」ことを習慣にしてしまっていると、人って身体を壊すようになっています。
また、そうして身体を壊してしまったとき、それをただ治そう、元通りに戻そう、とだけ考えて、”症状をとる” ことだけできたらそれでOK、としようと思っても、それはそうはいかないものです。
これは身体が、このままの生き方は 無理なんだよ、変えなきゃいけないよ、とサインを送ってくれているのだ、と考えなくてはならないです。
トラブルを起こす身体の部位、病気の内容には、それぞれ意味があります。それぞれがメッセージを持っています。無意味に無秩序に、何かの病気になったりしません。
ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、たとえば肝臓なら「怒りを溜めている」ことを、たとえば女性器なら女性性の問題の存在について、身体は教えてくれているんですね。
身体が壊れる前に気づいて修正できればよいですが、壊してしまったら、それはそれで、その体験を、しっかり受け止めて治し、それをその後の人生に生かしていくことです。
病気を医学的に治している最中は、その病気が教えてくれていることを考えましょう。病気が治ったら、やれやれ、よかったよかった、でお終いにしようとせず、その病気をした意味を、考えましょう。
転んでもただでは起きない、という言葉がありますが、ほんとに、ただ “起きたつもり” になっては勿体ないです。痛い目に遭っても、それを無かったことにせず 必ず学びの機会とする、ということでいきたいものです。
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