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「アヒルはアヒルで・・・」【お客様のおたより】

郷家様
(略)
18日のブログ「それは誰かに任せて・・・」にはとても考えさせられました。私にもそういう思いがずっとあって、そのせいで苦しかったんだなと気づきました。
やっぱりどうしても親や世の中の大人が凄い!立派だ!と言ってくる価値観を、子供のころからみっちりと刷り込まれてしまうから、そういう優秀でアクティブで華々しい活躍をする人には憧れるし、自分も努力してそうならねば!と思ってきたんだと思います。
でも考えてみたら、はなからそういう人としては生まれてきていないのなら、自分もそうなりたい、そうならねばならない、というのは、自分の個性を全然無視してしまっていることになるわけで、ダメ出しばかりして落ち込んで・・・、自分が可哀そうだったなと思えてきました。そして気持ちがすごくゆるんで楽になりました。
別にいじけて言うわけではないですが、アヒルはアヒルで鷹にはなれないんだなと。
それに、郷家さんがおっしゃるように、自分にできないことは、どこかで誰かがやってくれている、ということは本当だし素晴らしいことですね。だから安心して自分らしい自分を活かすことを考えたほうがいいなと思いました。
これからは、他人とタテ方向に違っていると考えないで、ヨコ方向に違っているんだと考えたいものだとも思いました。
(後略)

ときどき来てくださるお客様、Yさん(40代女性)からのおたよりを、許可をいただき一部ご紹介させていただきました。

自分にできないことは、どこかで誰かがやってくれている、だから自分は自分のできることをすればいいんだ、ということは、私は年を取ってから自分に言ってやれたことでした。
若い頃は「優劣」「上下」を気にしていつも、何かと、誰かと、戦っていたように思います。
勝ったからって、優っていたからって、目的がない以上は「だから何なんだ?」という話なのですが、自分の価値を確かなものにしたかった、自分を知らなかったし、信じていなかった・・・ということなんですよね。

Yさんの「他人とタテ方向に違っていると考えないで、ヨコ方向に違っているんだと考えたい」という言葉、いいですね。ほんとにそうです。

忙しく動き回って戦って、何かを成し遂げたい人は、是非そうしたほうがいい。
そうじゃなく、なんとなく駆り立てられている気がして性に合わないことをしている…という人は、別の ”のどかな” ゲームにエントリーし直したほうがいいでしょう。

自分に合ってることは楽しいです。
自分が楽しいと思うこと(それが分からない…と言う人はモンダイです。優先的に見つけましょう)、それをうんと楽しんでください☆

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