近くに住む娘の娘たち(2歳と0歳の孫娘)を、週に何度か預かります。
大抵は数時間から半日くらいですが、昨日は2歳の孫娘の “お泊り保育” を引き受けて、久しぶりに我が家で まる一日 預かりました。
娘の子とはいえ、そして娘宅は車で10分かからない所にあるとはいえ、2歳の子をひと晩預かるのは ちょっと緊張します。
楽しく安全に一緒に遊ぶこと、美味しい食事を食べさせること、祖母宅といっても「よそのおうち」である我が家で、不安を感じないでリラックスして過ごしてもらうこと・・・。
まだ数語しか話せない孫娘とのコミュニケーションというのはなかなか大変で、 “笑顔でゆったりと” 接してはいますが、心の中では頻繁に、戸惑いやプチパニックやパワー不足を起こしています。昨日も、孫を自宅へ送って行ったあとは、結構本格的な昼寝をしてしまいました。
つくづく、育児というのは若い人のやることで、自分にはもう無理なのだなぁと思います。カラダがもちません(苦笑)
よく「祖父母は孫を無責任に甘やかす」みたいに言われますが、私もそうなんだろうなぁと思います。
「無責任」なつもりはありませんが、こうしなければ!とか、こう育ってもらわなくちゃ困る!みたいなものが、私の場合は無いので、そういう意味では「甘い」ですし、娘の居ないところでは やはり、”おばあちゃんならでは” の(お母さんは やらない)面白いことや愉しいこと、ゆる~い時間の提供は、こそっとやったりするので。
これはのちのち、おばあちゃんやおばあちゃんの家の 緩さ、タルみが、ちょっとした和みや癒しになったりすればいいなぁ、そんな存在でありたいなぁと思うからですが・・・。
それから私の場合、孫と接していると、自分の四半世紀前の自身の子育て(娘1人、息子1人)を思い出すのですが、とにかく一生懸命すぎたこと、余裕がなかったことが思い返されて、切なさや苦々しさが去来します。
当時の私にとって育児というものは、楽しもうと思ってもそれはなかなか難しいものでした。
今 思えばあんなにギチギチに考えることはなくて、もっと適当でよかったと思うし、なんで次から次へと目標を持ったり勝手に焦ったり心配したり落ち込んだりしてたんだろうと思うし、そもそも、自分のエゴで、どれだけ子どもたちを「操作」しようとしていたんだろうと思うと、なんともいえない気持ちになります。ごめんよ、ふたりの子らよ。
せめて今は、こうしておばあちゃんとして子育ての ヘリっこにいることの幸せを思いながら、お詫びを込め、感謝を込めて関わろうと思っています。
そして、今だから分かる大事なことを伝えたり、反面教師にしてもらうことで役に立てたらいいなと思っています。
今のところ、「可愛いね」と「すごいねぇ」しか言っていない気もしますが、そんな気持ちで見守っている者の言葉も、少しは栄養分になっていくんじゃないかと思うので、まぁ、こんなかんじでいいかな、と・・・。
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