最近、娘に頼まれて、二人いる孫の大きな方・・・2歳半の孫娘を、ちょくちょく預かります。
なんてったって2歳児。赤ちゃん ではないけれど ヒト(話せば解る人)にもなっていない・・・という2歳児です。
安全に楽しく遊ばせる、というのがほんとに大変です、おばあちゃんにとっては。
公園でも スーパーマーケットでも ただの道でも、どこでも楽しむ孫娘ですが、最近のお気に入りは、工事現場見学です。ブルドーザー、ショベルカー、クレーン車・・・ “はたらく車” をずーっと眺めています。
私の方が先に疲れて「おうちに行こう」「おうちで遊ぼう」と誘うと、まぁいっか・・・という顔でついてきますが、家の中は中で大変です。
「これ、なーに?」と「Aちゃんもするー!」が止まらないのですが、できるだけ答えてあげたい、応じてあげたいと思うので、へとへとになります。
孫娘は、他のお子さんも同じでしょうが、これはなんだろう、と、〇〇をやってみたい、でいっぱいです。
目には見えませんがきっと、モーレツな勢いで知識を増やし、マネて学び、どんどん自分を育てているんでしょう。
しかし、(能力的に、まだ)やれっこないことをやってみたいと言い、できなかったらポイッと放ることもありますが、何度も繰り返し挑戦したりして、できたら にーっこりして全身で喜びを表すその様子を見ていると、育ちゆく子どもの輝き、尊さに、感動し圧倒されてしまいます。
私にも、こんな時代があったのかしら・・・。私の場合は、どうも相当早いうちから「やってみたい」を「やってもいいのかな」「やって失敗したら怒られるよな」で覆って、いろいろ押し込めてしまっていたようなので、やっぱりこんなかんじの愛らしさは、全くではないけれど、無かったんだろうな・・・。
そんなことも、最近ちょくちょく想います。
すると、胸にさわさわっと哀し気な風が吹くのですが、そんな私なのでなおのこと、目の前の「なんでもやってみたい2歳」の欲望や気持ちは、全力で守ってあげたいと思うんですね。
きっと、2歳の孫を理解し慈しむことが、小さかった頃の私自身を理解し慈しみ癒すことに繋がっているのだと思います。
体力的には疲れてしまいますが、2歳児、0歳児との時間は、ほんとに有難い、楽しい時間です。
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