ときどき、「褒められるのが苦手」「優しくされると気持ち悪くなる、恐ろしい」「お祝いしたいなんて言われたらもう逃げ出したくなる」ということを言う方がいます。
みなさん、ご自分に自信がない、自己肯定感の低いことを問題に思っている、という方です。
褒められると調子が出る人や優しくされたら単純に嬉しいと思う人には、そんなの「なんでぇ~?」ですけどね。
そういう人は、とにかく慣れてないんですよね。褒められることにも優しくされるのにも祝われるのにも・・・。にんげん、慣れていないこと、体験していなくて知らないことは、不安に思ったり恐ろしく感じたりするものですものね。
でもやっぱり、自分の行い、外見的なこと、心のうちにある思いや考え・・・、そういうものを見て、触れて、いいなぁ、好きだなぁと思ったことを伝えてもらったり、思い遣って優しくしてもらったり、何かを祝福したいと言ってもらったり・・・、そういうことにはできるだけ早く “慣れて”、 “受け入れる” ようにして、そしてとりあえず、感謝の気持ちや喜びは、きちんと伝えられるようになった方がいいと思いますね、ニッコリ笑顔でね。
日本人って褒められても謙遜しがちだし、喜びの表現も足りない人が多いですけれど、
心の底に「どうせ私なんか」を持っている人は特に、気を付けて「ありがとう」と「嬉しいです」を口に出してしっかり言うクセをつけましょう。
「クセ」にするんです、「習慣づけ」です。
初めは心から思えなくて、ぎこちない感じになってしまうかもしれませんけれど、とにかく「ありがとう」と「嬉しい」は、言えば言うほど幸せな世界への道を拓きますからね。
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