嫌な出来事、気に入らない現実を体験しているとき。
その状態に反応して、”外側” をどうにかしようと必死になったり、世間や人生を恨んだり、誰かの不幸を願ったり・・・、そういうことがあるかもしれません。
ネガティブな感情や嫌な出来事に気持ちを強く引っ張られてしまったときは、その苦しみをなんとかしたい、そこから抜け出したいと思って、誰かや何かを責めてみたり、現実に ああだこうだと解釈を加えてみたり、出来事そのものを なかったことにしようとしたりしがちなわけですが、
でも、そういうことをすると、ますます不幸な現実を引き寄せて増大させていくことになってしまいます。
そういうとき、どうするのが一番かと言ったら、とりあえず「一旦、受け止める」ことです、できるだけ “ありのままを、そのまま” 。
いやーな気持ち、辛い感情は、誤魔化さずに、なるべく感じきる。
・・・気が重いでしょう、気が進まないでしょうが、それが脱出、解放の近道です。
現状って「過去の集積」なんですよね。自分がやってきたことを “見ているだけ” なんです。
ちゃんと見ないと(=受け入れないと)、本当の意味では「次」へは行けないので、勇気を出してしっかり見たほうがよい、のです。
嫌な出来事って「賢く生かす」ことができるはずなのですが、その最たることって、「自分の欲求、欲望に気づいて、これから歩く道、歩き方を、修正できることだと思います。
本当は自分は何を求めているのかな
改めて、自分の望みって何なんだろう
嫌な出来事を体験したときは、そのことを自分に尋ね、内側からの声をキャッチする機会、軌道修正の機会なんだと思うこと。
その「習慣」は、地味で曖昧・・・と感じられるかもしれませんが、望む人生を創っていくための ひとつの大事な「コツ」だと思います。
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